トヨタ、WRCモンテカルロ2日目はオジエが2番手に「セバスチャン対決は最後まで続く」とラトバラ

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2022年01月22日 15:10  AUTOSPORT web

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写真デイ1から順位をひとつ下げ、総合2番手となったセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第1戦モンテカルロ
デイ1から順位をひとつ下げ、総合2番手となったセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第1戦モンテカルロ
 1月21日、WRC世界ラリー選手権第1戦モンテカルロは2日目の競技が行われ、SS3からSS8の6ステージを終えて、TOYOTA GAZOO Racing WRTはセバスチャン・オジエ/ベンジャミン・ヴェイラ組が総合2番手につけている。チームメイトのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組は総合3番手、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組は総合9番手だ。

 前日に開幕した伝統のラリー・モンテカルロは引き続きモナコを基点にラリーが続いていく。デイ2はモナコの北西部に広がるフランスの山岳地帯で6本のSSが行われた。

 デイ1に続き、出走順1番手でステージに臨んだオジエは、この日のオープニングステージのSS3で2番手タイムと良いスタートを切る。山間部のターマック(舗装路)は一部が湿っていたり、凍結している箇所も散見された。この影響を受けたオジエは、続く2本のステージでは慎重なドライブを余儀なくされ、SS5ではとくにスピードを抑える走りとなったことからタイムが伸びず、総合3番手に順位を落としてしまう。

 しかし、再走ステージとなる午後のループでは復調。SS6とSS7で連続して2番手タイムを記録しチームメイトのエバンスから総合2番手のポジションを取り戻すと、1日の最後のSS8では今大会3度目となるステージウインを果たし、この日の午前中に総合首位に立ったセバスチャン・ローブ(フォード・プーマ・ラリー1)とのギャップを9.9秒に縮めてみせた。

 前日、オジエと11.2秒差の総合3番手でラリーを終えたエバンス。彼はデイ2でも安定したスピードを披露し、チームメイトがSS5で失速したことで2番手に順位を上げた。しかし、オジエとは対照的に終盤の2ステージでタイムを伸ばすことができず3番手にダウン。それでもオジエと12.1秒差、首位からは22秒差と優勝を充分に狙える位置につけている。

 ロバンペラはデイ1では総合12番手と苦しい出だしとなったものの、ステージを重ねる中でペースが改善され総合9番手まで順位を挽回してみせた。ロバンペラと36.9秒差の総合8番手には、TOYOTA GAZOO Racing WRT・ネクストジェネレーションからトヨタGRヤリス・ラリー1で今季全戦に出場する勝田貴元がつけている。

「GRヤリス・ラリー1で臨んだ初めての本格的な1日は、全体的に良かったと言える」と語るのは、TOYOTA GAZOO Racing WRTのヤリ-マティ・ラトバラ代表だ。

「各チームのクルマのレベルはかなり拮抗しており、あるコンディションでは我々のクルマが速く、別のコンディションでは他のクルマが速かったと思うが、このような初期段階では大幅に改善することができる」

「ふたりのセバスチャン(オジエとローブ)による首位争いは大接戦となり非常にエキサイティングだが、彼らの戦いはきっと最後まで続くことだろう」

「エルフィン(・エバンス)も表彰台に立てる位置につけ、ここまで良い仕事をしている。また、(勝田)貴元とカッレ(・ロバンペラ)もクルマに対する自信を深め、大きく前進した。明日もきっと、エキサイティングな1日になると思っている」

 22日(土)のデイ3は、競技2日目よりもさらに遠く西に離れたフランスの山岳地帯で合計5本のSS(SS9〜13)を走行する予定だ。このうちSS11と再走ステージのSS13では路面の積雪、または凍結が予想されている。なお、デイ2に続きデイ3も日中のフルサービスは設定されず、タイヤフィッティングゾーンでの作業のみ許可されている。そんな競技3日目に行われるSSの合計距離は92.46km、リエゾン(移動区間)を含む1日の総走行距離は592.85kmだ。
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