『メルセデスAMG GT 4ドアクーペ』がエアサスを改良、最新世代MBUXや新ステアリングも採用

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2022年01月25日 07:00  AUTOSPORT web

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写真改良された“AMG RIDE CONTROL+エアサスペンション”と、手のジェスチャーでさまざまな操作が可能な“MBUXインテリア・アシスタント”、そして最新世代のAMGパフォーマンスステアリングホイールを標準装備した『メルセデスAMG GT 4ドアクーペ』
改良された“AMG RIDE CONTROL+エアサスペンション”と、手のジェスチャーでさまざまな操作が可能な“MBUXインテリア・アシスタント”、そして最新世代のAMGパフォーマンスステアリングホイールを標準装備した『メルセデスAMG GT 4ドアクーペ』
 メルセデスAMG社の独自開発による新たな“4ドア”スポーツとして誕生した『メルセデスAMG GT 4ドアクーペ』が、改良された“AMG RIDE CONTROL+エアサスペンション”と、手のジェスチャーで様々な操作が可能な“MBUXインテリア・アシスタント”、そして最新世代の“AMGパフォーマンスステアリングホイール”を標準装備して登場。1月20日より予約受注が開始されている。

 メルセデスのGT3規定ベース車両として活躍する『AMG GT』に対し、同様の性能を持ちながら、官能的なデザインと広い室内空間および4ドアの利便性を兼ね備え「パフォーマンスやデザイン性を求めながらも、日常生活での使い勝手にも妥協をすることができない」カスタマーのために生まれた『メルセデスAMG GT 4ドアクーペ』は、その開発にモータースポーツの分析とシミュレーションの手法が採用されてきた。

 高い剛性を確保し、正確なステアリングインフォメーションとフィードバックがもたらされるフロントセクションに対し、車体中央部からリヤエンドにはガセットやクロスメンバーを追加。ラゲッジフロア部にはCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を採用するなど、4ドアながら軽量高剛性を追求する。

 伝統的なクーペの構造的特徴であるロングボンネットとふたつのパワードームが採用されたフードの下には、3リッター直列6気筒直噴ターボエンジンの“M256”とインテグレーテッド・スターター・ジェネレーター(ISG)が搭載され、グレード別に『GT 43』では最高出力367PS、最大トルク500Nmを、一方の『GT 53』では最高出力435PS、最大トルク520Nmを発生する。

 そのISGは、エンジンとトランスミッションの間に配置された最高出力21PS(16kW)、最大トルク250Nmを発生する電気モーターで、オルタネーターとスターターも兼務しており、従来のハイブリッドのような回生ブレーキによる発電を行い、約1kWhの容量のリチウムイオンバッテリーにエネルギーを蓄える。

 低回転時にはその電力を利用してアシストを行い、アイドリングストップからの再スタートなどエンジン始動時の振動も抑えつつ、そのアイドリング時にはモーターの電流量を調整することで、安定的に低回転域での運転を保つことが可能に。

 さらにこのモーターはシフトチェンジ時にも使用され、エンジンが理想的回転数に達するまでの時間を最小限に抑えるアシストも行うなど、スムーズでタイムラグの少ないシフトチェンジを実現している。

■エンジンにはF1由来のナノスライド摩擦低減加工も
 また、直列6気筒レイアウトによりエンジン左右のスペースが有効活用できることに加え、従来はエンジン回転を動力源としていたエアコンのコンプレッサーやウォーターポンプなども電動化されたため、前部のベルト駆動装置が不要となりパワーユニット自体もよりコンパクト化が可能に。

 エンジン近接型の触媒も採用し、より効率的な排出ガス処理を実現したのに加え、12mmオフセットされたシリンダーや、その内壁にスチールカーボン材を溶射コーティングするF1由来のNANOSLIDE(ナノスライド)摩擦低減加工、そして排気によるターボチャージャーが効果を出しづらい低回転域で過給を行う“電動スーパーチャージャー”の搭載により、あらゆる回転域で俊敏なエンジンレスポンスを実現している。

 そのパワーを4輪に最適配分するメルセデスAMG開発の“AMG 4MATIC+”を搭載した駆動系に対し、今回は足元に改良の手が加えられ、従来のマルチチャンバーを備えた“AMG RIDE CONTROL+エアサスペンション”に対し、新たにダンパーの外側にふたつの圧力制御バルブを追加。

 リバウンドで発生する伸び側のダンピングを制御するバルブと、縮み側で発生するコンプレッションを制御するバルブの用途に分かれ、これによりホイールの伸び側と縮み側のステージをそれぞれ別個に制御することが可能に。

 最小減衰力と最大減衰力の特性差を広げ、マップデザインの柔軟性をさらに高めることで、快適性を高める一方でスポーティなドライビングダイナミクスとの両立を実現している。

 一方のインテリアでも新機能が実装され、全モデルに標準装備となった“MBUXインテリア・アシスタント”では、手のジェスチャーによりお気に入りの機能のショートカットをメディアディスプレイに表示したり、ルームミラーの下で手を上下させることでリーディングライトを、助手席シート上方に手を伸ばしてサーチライトのオン・オフを切り替えるなど、その利便性が大きく向上している。

 同時にドライバーにとって重要なインターフェースとなるステアリングも、ドライビングに集中しながら各種メニュー操作が可能なAMGドライブコントロールスイッチを備えた“AMGパフォーマンスステアリング”が全車標準装備に。

 この改良に併せて、ボディカラーにはスペクトラルブルーとスペクトラルブルーマグノの2色が新たに追加設定され、価格は1310万〜1786万円(税込)となっている。

メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp

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