『スーパーGTヴァーチャルシリーズ』第1戦鈴鹿は白熱の展開。終盤にまさかのドラマも

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2022年01月29日 19:10  AUTOSPORT web

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写真『スーパーGTヴァーチャルシリーズ』第1戦鈴鹿の様子
『スーパーGTヴァーチャルシリーズ』第1戦鈴鹿の様子
 1月29日、スポーツ専門テレビ局J SPORTSで、『SUPER GT 2022 ヴァーチャルシリーズ J SPORTSグランプリ』第1戦鈴鹿が放映された。17名のドライバーたちがおなじみの鈴鹿を舞台に争い、ポールポジションは山下健太(ENEOS X PRIME GR Supra)が獲得。そしてレースはまさかの展開の末、大湯都史樹(Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT)が飾った。

 2022年シーズン開幕を前に、ファンにスーパーGTのレースをみせよう……という意図のもと、スーパーGTのレース中継を担うJ SPORTSとGTアソシエイション、ポリフォニー・デジタルがタッグを組み開催されたのが『SUPER GT 2022 ヴァーチャルシリーズ J SPORTSグランプリ』だ。

 このレースに向けて、ふだんはGT500クラス、GT300クラスで戦う17名のドライバーが第1戦鈴鹿に参加したが、レースはグループ3車両を使うため、全車が同じ性能に調整された。またレースは3分の2でピットインしミディアム、ソフトのどちらのタイヤも使用しなければならず、給油量を含め、ドライバーたちが決める戦略が注目されることになった。

 まずは第1戦に向け、10秒ずつずらしてピットアウトするスタイルで予選が行われた。2022年がスーパーGTデビューとなる太田格之進(UPGARAGE NSX GT3)からアタックし、続々とタイムが更新されるが、僅差のなかでポールポジションを奪ったのは山下。1分56秒416で開幕ポールを決めた。2番手には大湯、3番手には三宅淳詞(たかのこの湯 GR Supra GT)、4番手に2021年のリアルのGT500チャンピオンの坪井翔(au TOM'S GR Supra)、5番手には阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)がつけた。

 続いて行われた決勝では、ミディアムスタートを選んだ山下が序盤リードするが、ソフトを選んだ大湯が激しく山下を追い立てる。一方後方では1周目に本山哲(Team LeMans Audi R8 LMS)がデグナーふたつめで接触、さらに日立Astemoシケインで混戦のなか阪口がスピン。遅れてしまう。

 首位争いは3周目、大湯が山下をオーバーテイク。さらに2番手につけていたソフトタイヤの三宅も山下をかわしていく。上位陣はこれに続き坪井、中山雄一(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)、牧野任祐(STANLEY NSX-GT)がバトルを展開。8周目のNISSINブレーキヘアピンで中山と牧野が接触し、中山にはペナルティが出てしまった。

 タイヤ交換が可能な最低周回数である8周を過ぎると、各車が続々とピットインを行い、アンダーカットを狙うドライバーも。戦略や給油量などを自ら設定しなければならないのが難しさ。そんななかでも、坪井がソフトを2回履く2ピット作戦を敢行するなど戦略が分かれた。

 一方、トップを独走していた大湯だったが、後半、レースがざわつきはじめる。大湯が規定周回数を切ってもピットインしない。22周のレースだったが、残り3分の1を過ぎてピットインを引っ張ってしまったのだ。

 自宅からリモートで参加していた大湯は「24周だと思っていた」というまさかの計算ミスで、ピットイン後、5秒のタイムペナルティが課されてしまう。これで山下がふたたびトップに浮上し、大湯が続いた。

 しかし、ミディアムスタートでソフトを履いていた山下だったが、終盤燃費が厳しくなり、ソフトスタートでミディアムに替えた大湯が追い上げ、20周目にふたたびトップに立つとそのまま逃げ切り。大湯が開幕戦を制した。2位争いは1周目のスピンから追い上げた阪口がファイナルラップに山下をパスし2位でフィニッシュ。3位は山下となった。

 4位争いは終盤三宅、牧野、2ストップ作戦の坪井の争いとなったが、ファイナルラップで牧野が燃料が足りずまさかのスローダウン。4位は三宅、5位は坪井という結果に。中山が6位となった。

 第2戦の舞台は、ベルギーのスパ・フランコルシャン。2月18日(金)18時からJ SPORTSオンデマンドで、2月20日(日)9時からJ SPORTS 4で放映される。第1戦鈴鹿もJ SPORTSオンデマンドでいつでも視聴が可能だ。詳細はホームページ(https://www.jsports.co.jp/motor/supergt/)まで。

SUPER GT 2022 ヴァーチャルシリーズ J SPORTSグランプリ
第1戦鈴鹿サーキット 決勝結果
Pos.NoDriverCarCar TypeGap116大湯都史樹Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTホンダNSX Gr.3219阪口晴南WedsSport ADVAN GR Supraトヨタ GR SUPRA Racing Concept+4.595314山下健太ENEOS X PRIME GR Supraトヨタ GR SUPRA Racing Concept+0.9844244三宅淳詞たかのこの湯 GR Supra GTトヨタ GR SUPRA Racing Concept+4.774536坪井翔au TOM’S GR Supraトヨタ GR SUPRA Racing Concept+1.043639中山雄一DENSO KOBELCO SARD GR Supraトヨタ GR SUPRA Racing Concept+6.196723R.クインタレッリMOTUL AUTECH GT-RニッサンGT-RニスモGT3+14.176812平峰一貴カルソニックIMPUL GT-RニッサンGT-RニスモGT3+5.521910星野一樹GAINER TANAX with IMPUL GT-RニッサンGT-RニスモGT3+12.2371064大津弘樹Modulo NSX-GTホンダNSX Gr.3+0.516111牧野任祐STANLEY NSX-GTホンダNSX Gr.3+4.7571260河野駿佑SYNTIUM LMcorsa GR Supra GTトヨタ GR SUPRA Racing Concept+1.0981352川合孝汰埼玉トヨペットGB GR Supra GTトヨタ GR SUPRA Racing Concept+0.6471416笹原右京Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTホンダNSX Gr.3+33.9421518太田格之進UPGARAGE NSX GT3ホンダNSX Gr.3+4.6761660吉本大樹SYNTIUM LMcorsa GR Supra GTトヨタ GR SUPRA Racing Concept+1'05176本山哲Team LeMans Audi R8 LMSアウディR8 LMS+39.137

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