またもや自宅が狙われたテイラー・スウィフト(画像は『Taylor Swift 2021年11月19日付Instagram「Carole 歌手テイラー・スウィフトがニューヨークに所有するマンションに、ファンの男が車で突っ込んだ。男は酒に酔った状態で運転しており、建物に衝突してマンション内に侵入しようとしたという。通報で駆けつけたニューヨーク市警察に逮捕されたが、翌日には保護命令とともに釈放されている。
現地時間27日、テイラー・スウィフトがニューヨークのマンハッタンに所有するマンションに酒に酔って車を衝突させた男が逮捕されたことを警察が発表した。
当局によると、米バージニア州アッシュバーンに住むモーガン・マンク(Morgan Mank、31)は27日の午前3時15分にマンハッタンのフランクリン通りを逆走し、ハドソン通りに近い石畳通りにあるマンションに衝突した。これらを目撃者が証言し、飲酒運転で起訴された。
米メディア『TMZ』の警察情報筋によれば、モーガンは車で道路を逆走した後、マンションの建物と消火栓に激突。車から降りると壁からインターホンを引き剥がし、テイラーのことをつぶやいていたという。
テイラーはフランクリン通りにあるタウンハウスと、その隣のビルにある3戸の物件を所有している。
米メディア『Page Six』によると、衝突事故を起こす前日26日の午後、モーガンは自身のFacebookでテイラーの楽曲『Champagne Problems』のリンクを貼り、「僕には休暇が必要だ」と記していた。
事故直前の27日午前1時には、自身のInstagramストーリーにて車内でウォッカのボトルを持つ自撮り写真を投稿していた。
事故を起こして逮捕された翌日の28日には、モーガンがマンハッタン刑事裁判所から釈放され、カメラに向かって手を振ったり、笑顔で歩く姿がキャッチされた。右足には医療用ブーツを履いていたが、事故による怪我かどうかは明らかではない。
英メディア『Daily Mail Online』によると、モーガンは事故後に病院に搬送されて検査を受けた後、飲酒運転と能力障害運転容疑で逮捕されたが、翌日には監視の下で釈放され、保護命令が出されたそうだ。
モーガンはバージニア州のベリービルにあるリサイクル会社の倉庫で3週間前から勤務していた。会社の代表者は同メディアの取材に応じ「信じられないとざるを得ない」と驚き、このように続けた。
「彼は弊社の倉庫でわずか3週間働いただけです。ここ数日は出社しませんでした。まあ、理由は分かりますがね。私には全く想像もつかないことでした。」
テイラーはこれまでにもファンの男が自宅への侵入を試みて逮捕されるなど、何度もストーカー被害に遭っている。
画像は『Taylor Swift 2021年11月19日付Instagram「Carole, you and your music mean more to me than I could ever sum up in a speech or a performance.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)