“横浜反撃”への注目ポイント OBの野村氏「毎年のことなんですけど…」

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2022年02月05日 18:25  ベースボールキング

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新スローガン「横浜反撃」を掲げるDeNA・三浦大輔監督[球団提供]
◆ 「投手陣の立て直し」が絶対条件

 1月31日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2022』に、解説者の野村弘樹さんと齊藤明雄さんが出演。

 2人の共通項といえば、かつて横浜(大洋)でプレーをし、ベイスターズでコーチを務めているOBであるということ。三浦大輔監督体制2年目、『横浜反撃』を掲げる古巣の注目ポイントについて議論を展開した。




 “ハマの番長”が指揮官となって戻ってきた2021年シーズン。大きな期待と注目を集めたが、序盤の出遅れが響く形となり、最終的には借金19の最下位と苦しんだ。

 スローガンである『横浜反撃』を成し遂げるために、カギとなる部分はどこになるのか。野村弘樹さんはズバリ「投手力」と主張する。

 「毎年のことなんですけど、ここ5年ぐらいは先発ローテーションの候補がまともに揃ってスタートできていない。まずは今年、良い形でシーズンインできるかどうか」と、開幕時の“先発コマ不足”を指摘する。



 また、中継ぎ陣についても言及。

 「山崎康晃もそうですし、三嶋(一輝)もそうですけど、良かったり悪かったり。昨年の序盤は後ろで同点にされる、ひっくり返される試合が多かった」と、ブルペン陣の再構築もポイントとして挙げた。


 確かに、昨季のチーム打率は.258と広島に次ぐリーグ2位の好成績で、559得点もヤクルトに次ぐリーグ2位。「打撃力」では他球団を上回っていた。

 しかし、チーム防御率4.15と624失点はともにリーグワースト。それも抜けて多いところを見ると、やはり投手陣の強化が喫緊の課題であることは明らかだ。


 そして、齊藤明雄さんが挙げたカギは「結束力」。

 「ひとりのミスを全員でカバーできる、そういうチームで結束力を高めてやっていってほしい。結束=まとめるのが一番大事」と語り、選手・首脳陣も含め、チームが結束してペナントに挑むことの重要性を改めて強調した。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』




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