料理の腕前を披露するブルックリン(画像は『brooklynbeckham 2021年12月14日付Instagram「Had so much fun filming with @voguemagazine and cooking for my gorgeous fiancé @nicolaannepeltz」』のスクリーンショット) ベッカム家の長男ブルックリン(22)が配信する料理番組が、巨額の制作費と大人数のスタッフで制作されていることが明らかになった。番組の情報筋によるとブルックリンは料理の知識がなく、あるエピソードではすでに調理されたものをサンドイッチに挟むだけだったという。
デヴィッド&ヴィクトリア・ベッカムの長男ブルックリン・ベッカムは、Facebook MessengerとInstagramで8回のエピソードによる料理番組『Cookin’ With Brooklyn』を配信している。
米誌『New York Post』が取材した同番組の情報筋によると、ベーグルサンドイッチを作った約8分間のエピソードでは、レシピを承認する料理プロデューサーや5人のカメラマン、9人のプロデューサーなどを含む62人ものスタッフが関わったという。
あるテレビ局幹部は同誌の取材に対し「前代未聞だ。まるでビッグなテレビ番組を制作するような人員だ」と驚きを明かした。
さらに驚くのはスタッフの数だけではないようで、番組の各エピソードには10万ドル(約1200万円)という巨額の制作費がかけられていると関係者は明かしている。
同エピソードでブルックリンが作ったのは、ベーグルに鯛のフライとハッシュブラウンとコールスローを挟むという、英国の伝統的な料理フィッシュ&チップスをサンドイッチ風にアレンジしたものだ。
しかし番組でブルックリンが料理をする姿は見られず、ベーグルにアイオリマヨネーズを塗ったり、すでに調理された具材を上に置いていくだけだった。
彼は揚げ物の調理法も知らないようで、「ハッシュブラウンが揚げ終わり、食べごろだってことはどうすれば分かる?」と尋ねる場面もあった。
さらにカメラに向かって「サンドイッチのレシピは豊富だ。クリエイティブであることを発揮できるよ」と誇らしげに話したり、好みのサンドイッチについてこう語っていた。
「僕は魚の半分を食べたら、残りを全部ぐちゃぐちゃにして、酢と塩とマッシュしたグリーンピースを入れて、サンドイッチにするのが好きなんだ。コールスローは、サンドイッチにサクサクした食感を与えてくれるよね。」
同誌の情報筋はこの番組について、「彼の料理は、母がポッシュ・スパイスとして歌っていたようなものです」と言い、シェフとして出演するブルックリンが、チームによって作られたアイドルのようだと表現している。
「どうやらこの人は、超基本的なことから教わらなければならないようです。彼は、泡だて器の使い方や湯通しの仕方などがイラストで描かれた、カンニングペーパーを持っているそうですよ。」
画像は『brooklynbeckham 2021年12月14日付Instagram「Had so much fun filming with @voguemagazine and cooking for my gorgeous fiancé @nicolaannepeltz」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)