タモリ「バッハ会長に飲んでもらいたい」 こだわりの“三度注ぎ”を杏や高畑充希らに直伝

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2022年02月21日 13:51  Techinsight Japan

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新CM発表会でビールの美味しい注ぎ方をレクチャーしたタモリ
お笑いタレントのタモリ(76)が21日、新しい「本麒麟」新CM発表会に登場した。タモリがこだわりの注ぎ方「三度注ぎ(つぎ)」を女優・杏、高畑充希、俳優・國村隼、滝藤賢一に直伝し、各々がそれを真似てグラスに注いだが、この一杯を誰に飲んでほしいか聞かれると、タモリ流のジョークを放って笑わせた。

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開発期間1500日間を費やしてリニューアルした「本麒麟」のCMに出演しているタモリ、杏、高畑充希、國村隼、滝藤賢一。新CM発表会では、タモリが勧める「三度注ぎ」にそれぞれが挑戦した。


以前にタモリから「三度注ぎ」を教わったことがあるという杏が「今日、今一度みんなに教えていただいて乾杯しようかなと思います」と切り出すと、タモリは「皆さんもやっていることなんで。僕が開発したわけではないんですけど、ちょっとしたコツがあります」と断ってデモンストレーションした。


まずは「グラスは冷凍庫で冷やしておく。うちは冷凍庫にグラスが8個ぐらい並んでいますので」と前準備にもこだわりを見せたタモリは、「グラスはこういう形が一番いい」とお墨付きの形のグラスに高い位置から注いでいく。グラスのほとんどが泡となったが、泡以外の部分が増えていくのをしばらく待つといい「一杯ですから儀式化すると期待感が高まってうまいんで」と説明した。


泡がグラスの半分ぐらいになったら「ゆっくりゆっくり注いでください」とタモリ。そしてまた少し待ってから、さらにグラスの縁から盛り上がるようにゆっくり注いで「三度注ぎ」の一杯が完成した。この方法を「いつもやっています」というタモリは「味が全然違いますね」と効果に触れたが、特に新ジャンル(第3のビール)は「泡も一緒に楽しむ方がいい」そうで、この注ぎ方がベストだという。


真剣な面持ちながらそれぞれがグラスに注いでいったが、注ぎ終わった杏は「どうですか? どうですか?」と嬉しそうに満面の笑みを見せると、タモリも「お上手」と返した。國村隼は「泡を愛でながらビールをじーっと見てるのは初めて。きめ細かな泡だけになって面白い」、滝藤賢一は「こんなことを気にしたことはなかった。見た目が美味しそう」と感想を述べたが、高畑充希は「おうちでこんなに我慢できるかな」と心配していた。


タモリの発声で乾杯したが、新しい「本麒麟」の最初の一杯を誰に体験してほしいか聞かれると、高畑は「大阪に住んでいる両親」、滝藤は「撮影の場にいたスタッフさん」、國村は「いつも飲んでいる飲み友達」、杏は「今まで飲んだことある方も、これから飲んでみようという方にも」とコメント。タモリは「オリンピックも終わりましたので、バッハ会長に飲んでもらいたいと思います」と言い、会場に笑いが漏れた。「ハハハッ」とつられて笑ったタモリは「いろいろありましたので…」と含みを持たせた。前日夜に北京冬季五輪の閉会式が行われたばかり。昨年の東京五輪に続き、長いスピーチなど何かと話題になった国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長の名を挙げた。


極上の一杯にこだわった新CM発表会。個々に撮影されたCMでも、出演者たちは実際に一杯だけしか飲まずに撮影を終えたという。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

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  • タモリは本麒麟を飲んでいるのかしら?! 金があれば、僕はビールが飲みたい…。
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