2月26日に行われたサッカーJ1のセレッソ大阪−京都サンガF.C.戦に霜降り明星のせいやが登場し、試合前に行われる“コイントス”の大役を任された。サッカー経験者であり幼少期からセレッソ大阪のサポーターだった彼に白羽の矢が立ったかたちだが、この日はセレッソ大阪のホーム初戦、更には12年ぶりにJ1に昇格した京都サンガF.C.との関西ダービーという注目度の高い一戦だった。ぎこちない動きで大役をこなすそうとする真面目なせいやの姿に、選手やレフェリーも思わず笑みがこぼれてしまったようだ。
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自身のサッカー経験を活かし、自身のYouTubeチャンネルでサッカーにまつわる動画を配信することも多いせいや。Jリーグ開幕直前に行われたイベントでは“Jリーグ開幕PR大使”として現役選手と共に登壇し、サッカー談議で盛り上がる一幕もあった。
そして先月26日に行われたセレッソ大阪の本拠開幕戦ではゲスト出演し、サッカー好きとして願ってもないチャンスを掴むことに。背番号12のついたチームのユニホームを着用しコイントスの大役を果たした。
その様子はJリーグの公式ツイッターアカウントが28日に公開した動画で確認することができるが、当のせいや本人は「恥ずいです」と苦笑している。というのもあまりの大役に緊張したのか、動画では常にぎこちない動きに終始しているのだ。
特に肝心のコイントスの場面では、投げたコインを縦にキャッチした後、丁寧に手を横にしてコインを見せるという斬新な手法を披露した。これには隣にいたレフェリーや選手も笑っており、せいや本人もその後「緊張で蚊つかまえたみたいなコイントスでした!」とツイートして初めての挑戦を振り返っている。この日の動画を見たファンからも「最後せいやのさじ加減じゃん笑」「まっくろくろすけ捕まえたせいちゃん」などと一斉にツッコミが入っていた。
緊張のあまり思わぬ動きをしてしまったせいやだったが、トス前のコインを丁寧に選手に確認したり、深々とお辞儀したりと終始丁寧な態度も印象的だった。動画を投稿した公式アカウントも「笑顔が溢れました」とこの日を振り返っており、せいやの振舞いが試合前の緊迫した雰囲気を和ませたようだ。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)