「フー・ファイターズ」テイラー・ホーキンスの急死に「クイーン」メンバーら大物が続々追悼

米ロックバンド「フー・ファイターズ」のドラマー、テイラー・ホーキンスが50歳で急死した。突然の訃報を受けて「クイーン」のメンバーやオジー・オズボーン、リンゴ・スターなど、ロック界の大物ミュージシャン達が続々と追悼メッセージを送った。

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フー・ファイターズの公式SNSが現地時間25日、ドラマーのテイラー・ホーキンスが死去したことを発表した。

バンドは南米ツアー中で、25日夜にはコロンビアの首都ボゴタの音楽イベント「フェスティバル・エステレオ・ピクニック（Festival Estereo Picnic）」でヘッドライナーを務める予定だった。しかしテイラーが滞在先のホテルで亡くなっているのが発見されたため、出演は急遽中止となった。

テイラーの突然の訃報を受け、ロック界の大物ミュージシャンらがSNSで続々と追悼メッセージを寄せている。

「クイーン」のドラマー、ロジャー・テイラーは「大好きな弟を失ったみたいだ。彼は親切で聡明な男で、僕の息子ルーファスにインスピレーションを与える指導者であり、最高の友人だった。ショックで打ちひしがれている」と記した。


同じく「クイーン」のギタリスト、ブライアン・メイは「あり得ない。悲観に暮れているよ。君は僕達の家族であり、友人で兄弟で愛された子供だった。冥福を祈る。寂しくなるよ」と悲しみを伝えた。

オジー・オズボーンはテイラーを「偉大な人物で素晴らしいミュージシャンだ」と称賛し、「いつかあの世で会おう」と綴った。


元「ザ・ビートルズ」のドラマー、リンゴ・スターは「テイラーに神のご加護を。彼の家族とバンドに平和と愛を」との言葉を送った。


元「オアシス」のフロントマン、リアム・ギャラガーは「悲しい知らせに、ひどく打ちのめされている。彼の家族と友人達に思いと祈りを捧げる」とツイートしている。

「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」のギタリスト、トム・モレロは「君のスピリットと、止められないロックパワーが大好きだった。安らかに眠れ、わが友よ」と追悼の意を述べた。

「ブリンク182」のトラヴィス・バーカーは大きく微笑むテイラーのモノクロームショットを公開し、彼との思い出を綴る長文の追悼メッセージを添えた。

「言葉がない。これを書くのも、もう二度と会えないのも悲しい。ラグナビーチ時代のことは忘れないよ。俺はパンクロックバンドをやってるクズみたいな奴で、君はアラニスのバンドでプレイしていた。ダイブバーで俺の演奏を見て、『小僧、お前はスターだ』と言った。クレイジーな奴だと思ったが、俺に多くの希望と決意を与えてくれた。」

他にも「KISS」のジーン・シモンズが「ショックを受けて悲しみに暮れている」、「ガンズ・アンド・ローゼズ」のヴォーカル、アクセル・ローズは「大きな悲しみに包まれている。本当に素晴らしい男かつドラマーで、家族を大切にしていた」、同バンドのギタリストのスラッシュは「友人を亡くして打ちひしがれている。すべての気持ちを表現する言葉がない」と悲しみを伝えている。

画像は『Foo Fighters　2021年7月29日付Instagram「THANK YOU CINCINNATI!!!」』『rogertaylorofficial　2022年3月26日付Instagram「Like losing a younger favourite brother.」』『Ozzy Osbourne　2022年3月26日付Instagram「＠TaylorHawkinsOfficial was truly a great person and an amazing musician.」』『Ringo Starr　2022年3月26日付Instagram「God bless Taylor peace and love to all his family and the band peace and love.」』『travisbarker　2022年3月25日付Instagram「I don’t have the words.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　寺前郁美）