“2番抜擢”に応えた若燕を大絶賛 五十嵐氏「正直ここまで打てるとは…」

0

2022年04月03日 07:22  ベースボールキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

ヤクルト 長岡秀樹
◆ 谷繁氏は凡退の内容も評価「本当に良い選手」

 2日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷繁元信さんと五十嵐亮太さんが、ヤクルト・長岡秀樹について言及し、「本当にいい選手」「見ていて楽しみ」と、そのプレーぶりを絶賛した。

 打線の状態が上がらず4連敗中だった高津ヤクルトは、2日のDeNA戦(神宮)で青木宣親をスタメンから外し打線にテコ入れ。長岡を「2番・遊撃」に抜擢すると、延長10回のサヨナラ勝利を呼び込む先頭出塁を含む5打数3安打と躍動。思い切りのいい打撃を見せた高卒3年目の若燕がチームの勝利に大きく貢献した。

 谷繁さんは無死二塁で二ゴロに倒れた第1打席も狙って打った“進塁打”との見方を示し、「本当にいい選手ですよね。逆方向にも打てますし、引っ張ることもできる。状況に応じたバッティングもできる。守備もしっかりやってる」と、その働きぶりを好評価。

 続けて、「ここ数年ヤクルトはショートがなかなか決まらないで、いろんな選手が出ていましたけど、今の状態なら長岡選手が当分の間はやってくれそうな感じ。このままレギュラーをとれるように頑張ってほしい」と、定位置奪取に期待を込めた。

 また、長岡の1年目だった2020年シーズンにともにプレーした五十嵐さんは「ファームでもすごく落ち着いたプレーをしていた。一軍に入ってもそのスタンスは変わらない。試合に出るにつれてどんどん良くなる選手」と長岡を評しつつも、「正直ここまで打てるとは思ってなかった。キャンプでも悩んでましたし、オープン戦でもそこまで結果は出てなかった」と、2日終了時点でチームトップの打率.355というハイアベレージまでは予想していなかった様子。

 谷繁さん同様に「開幕してどんどん良くなっていくので、見ていて楽しみですよ」と、今後のさらなる飛躍に期待した。

 長岡は八千代松陰高から2019年のドラフト5位でヤクルトに入団。高卒3年目の今季は元山飛優、西浦直亨といったライバルを抑え「6番・遊撃」で初の開幕スタメンに名を連ねた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定