BE:FIRST、『BE:FIRST TV』初回放送から見えた“SOMANA”コンビの関係性 各メンバーの個性と役割も

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2022年04月05日 06:01  リアルサウンド

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BE:FIRST『Bye Good Bye』

 新曲「Betrayal Game」が4月14日から放送の『探偵が早すぎる〜春のトリック返し祭り〜』(日本テレビ系)主題歌に決定するなど、順調な活動を見せるBE:FIRST。さらに4月2日からは、初の冠番組『BE:FIRST TV』(日本テレビ系)もスタートした。同番組は、“常に1番であり続ける”という意味が込められたBE:FIRSTというグループ名にちなみ、メンバーが様々なカルチャーの1番を体験して学ぶ番組。初回放送では、初々しさの中にもメンバーたちの個性と役割が見えていた。


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 記念すべき1回目は、SOTAとMANATOが人生初バラエティロケにチャレンジ。人気の高いコンビ“SOMANA”ならではの、仲の良さと心地よい緩い空気感が見られたのではないだろうか。2人がロケを行なったのは、注文を受けてから完成までが速い“高速メシ”を提供するお店。1件目は横浜赤レンガ倉庫に出店している「横濱たちばな亭」だ。1番人気メニューであるオムレツライスをオーダーすると、2皿が4分6秒という速さで提供される。SOTAとMANTOの初食リポでは、2人らしさが全開に発揮された。SOTAはデミグラスソースの苦さと香ばしさが絶妙にマッチしていることを「コーヒーとショートケーキ」と比喩。MANATOから「食べ物を食べ物で例える」とツッコまれ、字幕でも「斬新すぎる食リポ」と書かれてしまっていた。その後は、ライスに卵を飛ばして乗せるフライングエッグに挑戦。「お前の辞書に失敗はないもんな」とSOTAから送り出されたMANATOは、思い切りよく卵を飛ばして男気を見せた。ライスからは多少外れたものの、料理人に「初めてではいい方」と及第点をもらっていた。また、2軒目に訪れた「キッチン ダダ」ではテーブルにぎゅうぎゅうと座りながら食リポしたり、ラザニア風ハンバーグをドリームチームと例えて平和なトークを繰り広げたりする場面も。2人の関係性が見えたロケであった。


 そんなSOTAとMANATO以外のメンバーの“らしさ”も、同番組で垣間見えていた。例えばLEO。各店舗に関してクイズが出題されたが、LEOは積極的に挙手をして回答。また、ラザニア風ハンバーグの美味しさにただただ食べるだけのSOTAとMANATOを見て、「リポートせえ!」と笑顔でツッコむ場面も。しっかり者かつ盛り上げ役のLEOらしさが見えたのではないだろうか。RYUHEIは番組冒頭から、独特のワードセンスを発揮。共にMCを務める佐藤隆太から自分のことを知っているかと話を振られると、「めっちゃ存じ上げてます」とRYUHEIらしい言い回しで笑いを生んでいた。


 まだ初回ということもあり、全てのメンバーの“らしさ”は見えていなかったが、次回以降にも期待が募る。ちなみに番組最後では「Kick Start」のスペシャルパフォーマンスも。セットのソファに座ってゆったり披露する姿は、いつもと違った一面となっていたのではないだろうか。メンバーによるロケとパフォーマンスで構成されている同番組は、どこか初期の『スクール革命!』(日本テレビ系)や『いただきハイジャンプ』(フジテレビ系)を彷彿とさせる。『BE:FIRST TV』もこの2番組のように、長く続きファンから愛される番組となっていくことを祈りたい。(高橋梓)


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