歌手マドンナ(63)が、亡き母親への思いを込めたタトゥーを入れた。マドンナは62歳だった2020年12月に初めてのタトゥーに挑戦、今回で5つ目のタトゥーとなる。この日はマドンナの養子デヴィッドさん(16)も、母とお揃いのタトゥーを腕に彫り入れていた。
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マドンナが現地時間4日に自身のInstagramで動画を投稿し、新たなタトゥーを施術する様子を披露した。
動画は、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの楽曲『ファミリー・アフェア』が流れる中、タトゥースタジオ「Lovers & Killers」のタトゥーアーティスト、ブルックリンさんが文字を選び、マドンナの右手首に施術していく様子を捉えたものだ。
マドンナの右手首にある“X”のタトゥーの下に新たな“maman(ママン)”の文字が刻まれているが、“X”のタトゥーはマドンナが2009年にリリースしたアルバム『X』をモチーフに2021年5月に入れたものだ。
動画でマドンナは「私は、これを母親のためにしているのよ」と話している。フランス語で母親を意味する“ママン”のタトゥーは、フランス系カナダ人の母への思いを込めたものという。
マドンナの母親で芸名の由来となったマドンナ・ルイーズ・チッコーネさんは、マドンナがわずか5歳だった1963年、乳がんのため30歳の若さで他界した。
動画ではマドンナの右手首についた血を拭う場面が映し出された後、施術を受けているマドンナが「出産した時には、何が起こる? 出血するわよね。だからすべて繋がっているのよ」と話している。
その後、マドンナの養子デヴィッドさんが様子を見に来ると「私の母親の名前は入れられないのよ。だって私と同じ名前でしょう。自分の名前を腕に入れたみたいになっちゃうからね」と説明した。
この投稿には「今度は、私が母親のために出血する番よ」とメッセージが記された。
マドンナは同日、自身のInstagramストーリーでもタトゥースタジオで撮影した一連の写真を公開したが、その中にデヴィッドさんとお揃いのタトゥーを見せる姿も披露していた。
この日マドンナと一緒にタトゥースタジオに来ていたデヴィッドさんは、母がすでに入れている絵柄とお揃いのタトゥーを入れたとみられる。この絵柄はマドンナが今年3月に入れたばかりで、ユダヤ教神秘主義「カバラ」の生命の樹をモチーフにしたものだ。
なおマドンナがタトゥーを入れるのは、今回で5つ目となる。2020年12月には左手首に6人の子供達のイニシャル「LRDMSE」の文字を入れてタトゥーデビュー。2021年3月には右手首に「X」の文字、同年11月には左手首にヘブライ語で「キスをした」を意味する言葉を、今年3月には左腕に生命の樹のモチーフを彫り入れていた。
画像は『Madonna 2022年2月24日付Instagram「“I am my own Muse. I am the subject I want to Know Better”」、2022年4月4日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)