“逆輸入俳優”米本学仁、最凶の2年生役で『ナンバMG5』出演 「僕でいいんですか?」

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2022年04月13日 06:01  リアルサウンド

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『ナンバMG5』(c)フジテレビ

 フジテレビ系で4月13日から放送がスタートする間宮祥太朗主演の水10ドラマ『ナンバMG5』の第2話に米本学仁がゲスト出演することが決定した。


【写真】殴りかかる米本学仁


 小沢としおの『ナンバMG5』と『ナンバデッドエンド』(秋田書店)を映像化する本作は、筋金入りのヤンキー一家「難破家」の次男・剛(間宮祥太朗)が、実は「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学するという高校“逆”デビューの物語。


 第2話で米本は、伍代(神尾楓珠)が通う、不良が多いことで有名な市松高校の2年生・最上を演じる。市松を実質とりまとめる最強かつ最凶の2年生で、ケンカをする時はメリケンサックをはめ相手を徹底的にボコボコにすることで知られている。“特攻服を着た正体不明のヤンキー”の噂を聞き、その正体を割り出そうと躍起になっており、「有力な情報には10万円の賞金を出す」と宣言。それが剛であることを知らない深雪(森川葵)は、あることでお金がどうしても必要だったため、なんとか“特攻服の男”の最新情報を集めようとする。そして、ついに“特攻服の男”の居場所をつかんだ深雪は、恐る恐る最上のグループに接触することに。しかし、そこにはワナが。


 米本は、身長180センチ、体重180キロのハリウッド“逆輸入”俳優。元々俳優を目指していたわけではなく、映画プロデューサーになるために2007年に渡米。現地のカレッジで出会ったなかやまきんに君とラーメンを食べていたところスカウトされ、キアヌ・リーブス主演の映画『47RONIN』(2013年)で俳優デビューする。以降、アメリカを拠点に俳優として活躍し、Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』(2019年)、映画『総理の夫』(2021年)など国内の作品にも出演。2020年より日本に拠点を移すとミュージカル、バラエティーへと活躍の場を広げ、今年はNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で伊豆武士役を演じている。


■米本学仁 コメント


・今作のオファーを受けて


まず僕でいいんですか?って(笑)。いろいろな役をやらせていただきますが、高校生がもういっかいできるんだ!と。本当におこがましいというか……。どんな原作なのだろう、とすぐに読ませていただきました。めちゃくちゃ面白くて、でも面白いだけではなくて本当にいい話で、最上を演じることが楽しみになりました。


・最上役をどう演じたか


台本にはないのですが、自分の中で、最上はなぜ強くならなければいけなかったのか?を考えました。強くなる必要ってないはずなのに、そういう道を選んでしまった最上は、本当はどういう存在でどういう生い立ちなのだろう?と勝手に考えを膨らませて演じました。剛にとっては敵ですが、最上にとって剛が敵であって、仲間との世界をおびやかす存在、だから負けられない。でもそれって何なのだろう、といろいろと考えながら演じさせていただきました。


・間宮祥太朗との初共演について


エネルギーをびっしびしに飛ばしてくれるな!と。こっちがエネルギーをびっしびしに投げたら、びっしびしに受け止めてくれるな!というのが素直な印象です。直流交流じゃないですけど、電気をすぐに通してくれる方。撮影の合間や、“アクション!”となる前の数秒間の時間も、剛と最上は対峙してにらみ合っていたのですが、そういうときでも、途切れずに届けてくれる存在でいてくれるから、僕も負けない存在でいたいと思いました。その時間を過ごせたのは幸せでした。


(リアルサウンド編集部)


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