ワトフォードを率いるロイ・ホジソン監督が、今シーズン終了後の退任を明言した。4日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在74歳のホジソン監督は1976年にスウェーデンのハルムスタッズで監督キャリアをスタートさせ、インテルやフルアム、リヴァプールなど国内外の十数クラブを率いてきた。2012年から2016年にかけてはイングランド代表の指揮官も務めていた。2017年9月からはクリスタル・パレスの監督を務め、就任から4シーズン連続でクラブをプレミアリーグ残留に導いた。2020−21シーズン限りで勇退していたが、今年1月に半年ぶりに現場復帰を果たしていた。
現在19位のワトフォードは今シーズン残り4試合となったものの、残留圏内となる17位リーズとは勝ち点「12」差となっており、残留は難しい状況となっている。
自身の去就についてホジソン監督は「明らかに短期的なものだ。確かに、私は(ワトフォードの取締役会に)今からシーズン終了までの短期的なものである必要があることを明らかにした。私はその仕事を受け入れ、その特別な仕事をするために引退から出てきたんだ」と短期契約であることを明らかにした。
「残念ながら、その仕事は終わってしまった。この仕事を長い間楽しんできた。プレミアリーグの世界にこれ以上自分の名前があることはないと思う。非常に厳しい世界であり、私は一歩下がって自由な時間を楽しんだり、妻や息子と一緒に過ごす権利を手に入れたと思う」