リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、来シーズンにマンチェスター・Cへと加入することが決まったドルトムント所属のノルウェー代表FWアーリング・ハーランドについて言及した。10日に、リヴァプールの地元紙『リヴァプール・エコー』が伝えている。
大きな注目を集めてきたハーランドの去就は、マンチェスター・C加入という形で決着した。10日にクラブ公式サイトが発表したところによると、マンチェスター・Cはハーランドの契約に設定されていた契約解除条項を発動し、7,500万ユーロ(約103億円)をドルトムントに支払う模様。プレミアリーグのライバルクラブにとって、ハーランドのマンチェスター・C加入は大きな脅威となり得る。
リヴァプールを率いるクロップ監督は、10日に行われたプレミアリーグ第33節のアストン・ヴィラ戦(〇 2−1)後の会見で「ハーランド獲得によってマンチェスター・Cはより強くなるか」と問われると「すごくね」と返答。稀代のストライカーとライバルクラブを次のように分析した。
「ハーランドは良い選手だよ。ただ、シティはこれまでも、そしてこれからも、1人の選手に依存して勝つようなチームではないさ」
「ハーランドは、セカンドポストに足を踏み入れただけで多くのゴールを決められることに突然気付くと思う。彼はそういったプレーを気に入るはずだ」
「ドルトムントで数回負傷したが、コンディションが良ければ彼は本物の野獣だよ。(リヴァプールにとっては)残念ではあるけど、(シティは)本当に良い契約をしたね」