ウェストハム、イングランド代表FWワトキンスの獲得に関心か

ウェストハムがアストン・ヴィラに所属するイングランド代表FWオリー・ワトキンスの獲得に興味を示しているようだ。10日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

　アストン・ヴィラとの現行契約が2025年6月30日までとなっているワトキンスは、今シーズンここまで公式戦33試合に出場し、10ゴール1アシストとチームの中心選手として活躍を見せている。これらの活躍から、今年開催されるFIFAワールドカップカタール2022への出場も期待されている。

　報道によると、ウェストハムを率いるデイヴィッド・モイーズ監督は攻撃の質を高める必要があると考えていることから、新たなストライカー候補としてワトキンスの獲得に興味を示しているという。同選手が機動力のあるエネルギッシュなプレイヤーで、一人で状況を打開する力があることから、ウェストハムのプレースタイルに合っているとし、動向を注視しているようだ。

　また、ワトキンスの獲得には、今年１月に2024年6月30日までウェストハムとの契約を更新したジャマイカ代表FWミカイル・アントニオに競争をもたらす狙いもあるとされている。

　なお、アストン・ヴィラとしてはワトキンス売却には少なくとも5000万ポンド（約80億円）の移籍金を要求するようだが、果たしてウェストハムが同選手を獲得することはできるのだろうか。