アンディ・ウォーホル作“マリリン・モンロー肖像画”250億円に
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2022年05月12日 06:05 ナリナリドットコム
ポップアートの巨匠アンディ・ウォーホルによるマリリン・モンローの肖像画が、1億9500万ドル(約254億円)で落札された。
1964年にシルクスクリーンで制作された「ショト・セージ・ブルー・マリリン」は、ニューヨークのクリスティーズで5月9日に開催されたオークションで、アートディーラーのラリー・ガゴシアンにより落札され、2017年にジャン=ミシェル・バスキアによる1982年作の絵画が出した1億1050万ドル(約144億円)の記録を破り、アメリカ人アーティストによる史上最高額の作品となった。
また、1億7000万ドル(約221億円)に税金と手数料が加算され1億9500万ドルとなった同作品は、パブロ・ピカソ作「アルジェの女たち」の2015年の税金と手数料込みの落札額1億7940万ドル(約234億円)を超え、最も高価な20世紀のアート作品にもなった。
今回同作を売りに出したのは、世界中の子供達に向けて教育と医療の支援をするトーマス・アンド・ドリス・アマン・ファウンデーション・チューリッヒで、収益は全額慈善活動にあてられるという。
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