欧州サッカー連盟(UEFA)は11日、今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝を裁く主審にクレマン・トゥルパン氏を任命したことを公式サイト上で発表した。
UEFA審判委員会は、今月28日にフランスのサン・ドニにある『スタッド・ドゥ・フランス』で行われるCL決勝(リヴァプール対レアル・マドリード)の主審にトゥルパン氏を任命した。トゥルパン氏は、2010年から国際審判員として活躍している39歳のフランス人。今回、自身初となるCL決勝の主審という大役を務めることになった。
1986年のミシェル・ヴォトロ氏以来、欧州カップ戦決勝を担当するフランス人審判となるトゥルパン氏。また、1990年のヘルムート・コール氏(オーストリア)以来、自国開催の欧州カップ戦決勝の主審を務めることにもなる。
トゥルパン氏は今シーズンのCLで、準々決勝ファーストレグのチェルシー対レアル・マドリードを含む7試合で主審を務めている。また、昨シーズンはヨーロッパリーグ決勝の主審を務めた。なお、トゥルパン氏は2017−18シーズンのCL決勝で第4審判を担当したことがあり、その時の決勝カードもレアル・マドリードとリヴァプールによるものだった。
今シーズンのCL決勝を裁く審判団は以下のとおり。
■2021−22シーズン チャンピオンズリーグ決勝の審判団
主審:クレマン・トゥルパン(フランス)
アシスタント:ニコラ・ダノス、シリル・グランゴワール(ともにフランス)
第4審判:ブノワ・バスティアン(フランス)
VAR:ジェローム・ブリザール(フランス)
VARアシスタント:ウィリー・デラジョド(フランス)、マッシミリアーノ・イラティ(イタリア)、フィリッポ・メリ(イタリア)