写真 皇居・東御苑の大手門=2020年6月、東京都千代田区 |
宮内庁は13日、一般公開されている皇居・東御苑の大手門近くに大手休憩所(仮称)を設置すると発表した。カフェを併設し、皇居の歴史や皇室の活動を紹介する展示も予定。2025年度中の工事完了を目指す。
同庁によると、外国人を中心に来訪者が急増していたことや、皇室ゆかりの品々を展示する三の丸尚蔵館(拡充中)が26年度に全館開館することから設置が決まった。3000平方メートル程度の平屋を想定しており、一部は2階建てにしてテラスを設ける。予算は未定という。
東御苑には大手仮休憩所や本丸休憩所、二の丸休憩所があり、自動販売機は設置されているが、カフェは初めて。大手休憩所の工事完了後、現在の大手仮休憩所は取り壊される。