イングリッシュ・フットボールリーグ(EFL ※イングランド2部から4部に相当)のブラックプール(同2部)に所属するイングランド人DFマーヴィン・エクピテタが、18日に自身のツイッターを更新。過去に自身が投稿したツイートの内容について謝罪した。18日に、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
16日、ブラックプールに所属するイングランド人FWジェイク・ダニエルズは、自身が同性愛者であることを公表した。イギリスの男子プロサッカー界では30年以上にわたりゲイのカミングアウトが行われなかったこともあり、ダニエルズの決断は各メディアでも大きく取り上げられた。
ダニエルズのカミングアウト後には、エクピテタの過去のツイート内容が注目を集めた。現在26歳のエクピテタは、2012年と2013年に自身のツイッターで同性愛者を嫌悪する内容の投稿を行っていた模様。18日に自身のツイッターを更新したエクピテタは「今、僕が2012年と2013年にSNSへ投稿した内容が注目されている」と切り出した。
「かつて僕が使った攻撃的かつ完全に不適切な言葉と、表現した感情について心から謝罪したい」
「サッカー選手として何年にもわたってプレーしてきた僕は、プロの選手になる前に幸運にも様々な人々と仕事をする機会があった。この間、僕は人間として成長することができたんだ」
「先日、ジェイク(・ダニエルズ)とブラックプールのすべての関係者が、サッカー界全体にとって非常に前向きな瞬間にあったことを誇りに思う」
「10年近く前、17歳だった頃の僕のコメントには恥ずかしさを覚える。これは現在の僕の価値観や、個人またはチームメイトとしての信念を反映したものではない」
「サッカーとは、誰もが自由に自分自身に対して正直になれる場所であるべきであり、僕が以前に発したコメントが真逆のことを示唆しているのは何よりも腹ただしい」
「これらの投稿の全責任は僕にあり、申し訳なく思っている」
【画像】ブラックプールのエクピテタが、過去のSNS投稿について謝罪
pic.twitter.com/XAwvZIEgN6— Marvin Ekpiteta (@Big_Marvv) May 17, 2022