「身体は大丈夫」高星明誠がオートポリスで“現場復帰”。「しっかり準備をして鈴鹿に向かいたい」

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2022年05月19日 16:10  AUTOSPORT web

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5月19日にオートポリスでスタートしたスーパーフォーミュラ・ライツ専有走行を見守る高星明誠
5月4日、富士スピードウェイで行われたスーパーGT第2戦富士の決勝レースでクラッシュしたCRAFTSPORTS MOTUL Zの高星明誠。大きな怪我なく車両から脱出した後、病院で精密検査を受け無事に退院していたが、5月20〜22日に大分県日田市のオートポリスで開催される全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第3大会でコーチングを務めるために“現場復帰”を果たした。

 千代勝正とともにCRAFTSPORTS MOTUL Zをドライブする高星は、第2戦富士では赤旗中断後、トップ争いを展開。しかし59周目のメインストレートで激しいクラッシュを喫してしまった。ストレートでの最高速付近でのクラッシュで、一時高星の状態も心配されたが、自力でコクピットから脱出。その後搬送された病院での精密検査を受けた後、退院していた。

 そんな高星は、今季スーパーフォーミュラ・ライツに参戦する菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)のコーチングを開幕から続けていたが、5月20〜22日に開催される第3大会のため、オートポリスに姿をみせた。

 高星に身体の状態を聞くと、当日から2日ほどは立ちくらみもあったというが、「身体は大丈夫です」と語った。立ちくらみも今はまったくないというから、ファンにとってもひと安心だろう。

 このオートポリスでのスーパーフォーミュラ・ライツの翌週には、鈴鹿サーキットでスーパーGT第3戦が開催される。すでにエントリーリストには高星の名も記されているが、「もちろん第3戦に向けて調整を進めていますが、最終的な判断は金曜日に鈴鹿で問診を受け、許可をいただいてからになります」という。

「身体は大丈夫ですし、しっかりと出場できる準備をして鈴鹿に向かうつもりです」

 第2戦ではトップ争いを繰り広げ、GT-R時代には得意コースだった鈴鹿での第3戦を迎える高星だが、「富士で速く走れるコンセプトで作ってきたクルマで、速さを証明できたことは良いポイントですが、鈴鹿でも速いかどうかは、まだライバルたちと同条件で走っていないので、相対的にどんなポテンシャルが僕たちにあるかはまだ分かりません」という。

「しかしサクセスウエイトの関係もありますが、悪いレースにはならないのではないかと思っています。第2戦のように表彰台を狙える位置で戦い、何かがあったときにしっかりと優勝を獲れるようなポジションで戦っていければと思っています」

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