石井正忠監督が率いるブリーラム・U、6季ぶり最多5度目のタイFAカップ制覇!
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2022年05月23日 15:26 サッカーキング
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権がかかるタイFAカップの決勝が行われ、石井正忠監督が率いるブリーラム・ユナイテッドが6シーズンぶり最多5度目の優勝を決めた。
ブリーラム・UとナコーンラーチャシーマーFCの対戦となった決勝は、序盤からブリーラム・Uが優勢に試合を進める。後半に入るとさらにブリーラム・Uの勢いが加速し、タイ代表DFティーラトン・ブンマータンのミドルシュートがバーを叩くシーンがあるなど、ナコーンラーチャシーマーFCのゴールに迫った。しかし、ゴールが奪えないまま時間が進み、後半アディショナルタイムにはブリーラム・Uのコンゴ代表FWジョナサン・ボリンギのシュートがネットを揺らしたが、オフサイドの判定で試合は延長戦に突入した。
延長戦に入っても猛攻を続けたブリーラム・Uは115分にボリンギが待望の先制ゴールを決める。試合はそのまま終了となり、シュート数で30対1と圧倒したブリーラム・Uが苦しみながらもタイトルを手にした。国内リーグでも3シーズンぶりのタイトルを獲得している同クラブは、21−22シーズンのタイ国内2冠を達成した。
なお、タイ勢の23−24シーズンのACL出場権はイレギュラーな形となっており、21−22、22−23の両シーズンの国内リーグ王者が本戦ストレートイン。同じく、両シーズンのタイFAカップ王者がプレーオフ出場権を手にする。21−22シーズンはブリーラム・Uが2冠を達成したため、現時点では今季の国内リーグ2位に入った手倉森誠監督が率いるBGパトゥム・ユナイテッドがプレーオフ出場権を確保する形となった。
文=本多辰成
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