「修習生フォーラム」6月から開催 「ギグワーク」「性犯罪に関する立法論」テーマに

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2022年05月28日 10:11  弁護士ドットコム

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現役の司法修習生(75期)が企画・運営するシンポジウム「司法修習生フォーラム」(旧:7月集会)が6月5日からオンラインで開催される。司法修習生にかぎらず、学生、社会人など、だれでも無料で参加可能だ。


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●テーマは「明日、誰かに話してみよう」

実行委員として集まっているのは、全国の司法修習生約30人。いずれも法曹の卵たちだ。



シンポのスローガンは「明日、誰かに話してみよう」。10の分科会があり、各テーマについて実務家、研究者、当事者などが多角的に議論する。



テーマは「ギグワーク」「性犯罪に関する立法論」「女性アスリートの肖像権性」など、法整備が進んでいなかったり、話題になっている社会問題だ。



前回のシンポで100人以上が参加した入管などに関するテーマは、今期も「入管と技能実習制度の人権問題」と名称を変えて、7月3日に開催する。講師は前回に引き続き外国人の労働問題に詳しい指宿昭一弁護士が担当する。



6月12日に開催される「視覚障害者から見た社会の実態と問題点」では、視覚障がいがある司法修習生、奥山茂さんによる講演もおこなわれる予定。



各分科会は6月5日から7月にかけて、順次オンライン開催される。実行委員によると、前回は海外から参加した人もいたという。



実行委員の共同代表者は「分科会で扱う労働問題や差別などは、今後も取り組んでいかなければならない問題。先進的な問題の議論を通して、司法修習生だけではなく、参加者の中からも今後ともに闘っていける人たちを探したい」と語る。



フォーラムの詳細は、以下のとおり。



「司法修習生フォーラム(第75期)」のチラシより



【第75期修習生フォーラム】<分科会> ●精神疾患による休職と解雇 ●AIと人権 ●視覚障害者から見た社会の実態と問題点 ●女性アスリートの肖像権 ●インターネットと名誉毀損 ●過労死問題と遺族支援 ●入管と技能実習制度の人権問題 ●ギグワーク ●性犯罪に関する立法論 ●現代の労働組合 6月5日から7月にかけて、土日を中心に分割開催。開催日時、講師や内容の詳細はホームページへ。



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