イングランド代表に初招集のボーウェンが意気込みを語る「代表に呼ばれて何もせずに帰るだけではなく…」

UEFAネーションズリーグに臨むイングランド代表FWジャロッド・ボーウェンが、意気込みを語った。5月31日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。

　ウェストハムに所属するボーウェンは、今シーズンの公式戦51試合に出場し18ゴール13アシストを記録。チームの得点源としてヨーロッパリーグ（EL）準決勝進出や、来シーズンのヨーロッパカンファレンスリーグ（ECL）出場権獲得に大きく貢献した。今シーズンの活躍が評価され、5月24日に発表されたイングランド代表にも名を連ね、25歳にして念願のイングランド代表初招集を果たした。

　“スリーライオンズ”の一員として初めて試合に臨むことになったボーウェン。初招集の喜びを語りつつ、11月に控える「2022 FIFA ワールドカップ カタール」でのメンバー入りに向けて、アピールしていく姿勢であることを強調した。

「イングランド代表のメンバーに選ばれたのは夢のようなことだよ。子供の頃から夢見ていたことだし、僕にとってとても名誉なことで、特権だと思う。僕にとっては今回が初めての招集だ。ただ代表に呼ばれて何もせずに帰るだけでは意味がない。ネーションズリーグは素晴らしい大会だし、どんな大会でも全力を尽くして良い結果を残したいね。もちろんワールドカップについても考えているよ」

　果たしてボーウェンは、初招集となったイングランド代表でもクラブと同様のパフォーマンスを発揮することはできるのだろうか。UEFAネーションズリーグでリーグAのグループ3に属するイングランド代表は、6月4日に敵地でハンガリー代表、7日に敵地でドイツ代表、11日にホームでイタリア代表、14日にホームでハンガリー代表と対戦する。