イタリア代表キャリアに幕…37歳キエッリーニ「誇りを持って引退する」

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2022年06月02日 12:20  サッカーキング

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イタリア代表を引退したキエッリーニ [写真]=Getty Images
イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが同代表での最終戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 UEFA(欧州サッカー連盟)とCONMEBOL(南米サッカー連盟)の共催によって今年から新設された、EURO王者とコパ・アメリカ王者が対戦するフィナリッシマ2022が6月1日に『ウェンブリー・スタジアム』で行われ、イタリア代表はアルゼンチン代表と対戦し、0−3で敗れた。

 すでに代表引退を発表していたキエッリーニはこの試合に先発出場し、後半開始と同時に交代となり、“アッズーリ”での最終戦を終えた。試合後、同選手は「今のところ、彼らは私たちと全く異なった状態だったので、結果を受け入れる必要がある。両チームには大きな差があった。申し訳なく思っているが、これが試合の一部だ。このスタジアムでは昨年、信じられないほどの喜びを得られた(EURO2020優勝)。僕は誇りを持って引退する」と語ると、今後のイタリア代表には次のように期待を寄せた。

「僕はここにいる選手たちに何らかの価値を残すことができたと思っている。リスタートをするのは簡単ではない。ミスを犯して試合に負けるかもしれないが、彼らには素晴らしいクオリティがあることを確信している。今後数年間、彼らは高いレベルで競争するだろう」

「若い選手たちは頭を下げて働き、今欠けてしまっている熱意を取り戻さなければならない。熱意があれば、エネルギーをあまり無駄にすることなく、頭をすっきり保つことができる。それが最も難しい部分でもある。彼らはそれをできるだけ早く見つけなければならない」

 現在37歳のキエッリーニは、2004年11月にイタリア代表デビューを果たし、歴代4位タイとなる通算117試合に出場。昨年のEURO2020制覇にも貢献するなど、長年主力選手として活躍してきた。しかし、同代表は今年3月にプレーオフで敗れたため、FIFAワールドカップカタール2022への出場を逃したことも影響し、今年4月に代表から引退することを表明していた。

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