ユーヴェとの契約は残り2年…デ・リフト、去就は「正しい時が来れば決断」

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2022年06月05日 23:12  サッカーキング

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ユーヴェでの4年目を迎えるデ・リフト [写真]=Getty Images
ユヴェントスに所属するオランダ代表DFマタイス・デ・リフトが、自身の去就に言及した。5日にオランダメディア『NOS』が伝えた。

 現在22歳のデ・リフトはアヤックスの下部組織出身。2019年夏に移籍金7500万ユーロ(当時レートで約90億円)でユヴェントスに完全移籍した。これまで公式戦通算117試合に出場している。

 現行契約は2024年6月30日まで。ユヴェントスとの契約延長が噂される一方、アヤックス時代に自身を育てたエリック・テン・ハフ監督が就任するマンチェスター・Uからの関心も伝えられている。

 そんななか、デ・リフトは『NOS』に対し、「現時点で(ユヴェントスとの)話し合いは行われている。正しい時が来れば、契約を延長するか、他の選択肢を見るか決断する」とコメント。“ビアンコネロ”との契約延長交渉が行われていることを明かし、「僕は常に、スポーツ的なプロジェクトにおいて何が自分にとってベストなのかを考えている」と言葉を続けた。

 イタリアでの1年目はスクデットを獲得したものの、2年目の昨季と3年目の今季はミラノ勢の後塵を拝して4位でシーズンを終えた。「2年連続の4位は不十分だしガッカリだ。僕たちは一歩前進しなければならない。ユヴェントスは常に王者になりたいと思っているし、ならなければいけないクラブなんだ」と語ったデ・リフトだが、「個人としては、今季はこれまでで最高の1年だと思う。プレー時間とプレーの質の両面でね。ジョルジョ・キエッリーニとレオナルド・ボヌッチが負傷したなか、自分の実力を示すことができた」と自身のパフォーマンスには一定の手応えを示した。

 また、デ・リフトはオランダ代表での定位置争いにも言及。ユリエン・ティンバー(アヤックス)らの台頭もあり、フィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール)、ネイサン・アケ(マンチェスター・C)、ステファン・デ・フライ(インテル)らがひしめくセンターバックのポジション争いは激化している。3日に行われたUEFAネーションズリーグのベルギー代表戦(○4−1)で途中出場となったデ・リフトは、“オランイェ”でのレギュラー確立にも意欲を示している。

「きわめて困難な競争は、トップスポーツの一部だ。ネガティブに捉えることもできるけど、僕にとっては刺激になる。もちろん理想的な状況ではないかもしれないけど、常に良い面を見ようと心がけている。僕は3バックならどこでもプレーできると思う。あとは、(ルイ・ファン・ハール)監督がどの選手が一番適していると思うかを決めるだけだ」

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