今夏の移籍市場でプレミアリーグのクラブが獲得するかもしれない20選手

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2022年06月08日 00:36  サッカーキング

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左からクンデ、ククレジャ、エリクセン、バストーニ [写真]=Getty Images
今年もまたこの季節がやってきた。欧州の各クラブが今シーズンを振り返り、新シーズンに向けてどのようにチームを再編成するか計画を練り始めている。そんな夏の移籍市場において、潤沢な資金を誇るプレミアリーグのクラブが獲得するかもしれない20選手を、イギリス紙『テレグラフ』が紹介している。

[写真]=Getty Images

■ダルウィン・ヌニェス(ベンフィカ)


移籍先候補:マンチェスター・U、アトレティコ・マドリード
推定移籍金:5500万ポンド〜6500万ポンド(約91億円〜約108億円)

 今ヨーロッパで最もホットな若手ストライカーの一人だ。過去にはブライトンやニューカッスル、ウェストハムも獲得を試みてきたが、本人はチャンピオンズリーグでのプレーを希望しており、来季はヨーロッパリーグに出場するマンチェスター・Uは望み薄か。『テレグラフ』は「現在、スペインへの移籍が最有力と見られている」と伝えている。

■ガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・C)


移籍先候補:アーセナル、トッテナム
推定移籍金:3500万ポンド〜4500万ポンド(約58億円〜約75億円)

 かつてマンチェスター・Cでアシスタントコーチを務めたアーセナルのミケル・アルテタ監督が獲得を熱望するなか、ノースロンドンのライバルもブラジル代表FWに注目。マドリード方面からの関心も噂されている。現行契約は残り1年だが、マンチェスター・Cも強気の価格設定で交渉に臨むことが予想される。

■ドミニク・カルヴァート・ルーウィン(エヴァートン)


移籍先候補:ニューカッスル、ウェストハム、アーセナル
推定移籍金:4000万ポンド〜5000万ポンド(約66億円〜約83億円)

 2021−22シーズンはケガの影響で不完全燃焼の1年を過ごしたが、イングランド国内では依然として高い評価を受ける25歳の大型ストライカー。複数クラブが関心を寄せるなか、エヴァートンは移籍金を5000万ポンドに設定しているようだ。

■タミー・アブラハム(ローマ)


移籍先候補:アーセナル
推定移籍金:5500万ポンド〜6500万ポンド(約91億円〜約108億円)

 イタリアでの1年目は大成功。セリエAでイングランド人史上最多の17ゴールを記録すると、ヨーロッパカンファレンスリーグでは9ゴールを挙げてローマを優勝に導いた。アーセナルは元チェルシーのFWに強い関心を示してきたが、ローマは昨夏に3400万ポンド(当時レートで約51億円)で獲得した24歳を簡単には手放さないだろう。

■アルマンド・ブロヤ(チェルシー)


移籍先候補:ウェストハム、サウサンプトン
推定移籍金:2000万ポンド〜3000万ポンド(約33億円〜約50億円)

 21−22シーズンは期限付き移籍先のサウサンプトンでインパクトを残した。“セインツ”は残留を望んでいるが、20歳のアルバニア代表FWにはウェストハムも興味を示している。チェルシーはこれまでも若手有望株の売却で利益を出してきたが、ブロヤのトップチームでの将来はベルギー代表FWロメル・ルカクの去就にも左右されそうだ。

■ヴィクター・オシムヘン(ナポリ)


移籍先候補:アーセナル
推定移籍金:6500万ポンド〜7500万ポンド(約108億円〜約125億円)

 2020年夏にアフリカ人史上最高額となる移籍金でナポリに加入。現行契約はあと3年残っており、ナポリが巨額の移籍金をアーセナルに要求することは想像に難くない。

■ユーリ・ティーレマンス(レスター)


移籍先候補:アーセナル
推定移籍金:2500万ポンド〜3500万ポンド(約41億円〜約58億円)

 契約は残り1年となっており、レスターにとっては今夏が売却のラストチャンス。アーセナルは長年、プレミアリーグでも屈指の技巧派MFに注目してきた。

■ジェシー・リンガード(フリーエージェント)


移籍先候補:ウェストハム、ローマ
推定移籍金:なし

 2020−21シーズン後半は期限付き移籍先のウェストハムで躍動したが、マンチェスター・Uに復帰した今季はほとんど出場機会を得られず。結局、アカデミー時代から20年以上過ごしたクラブを契約満了で去ることになった。かつて“赤い悪魔”を指揮したジョゼ・モウリーニョ監督が率いるローマも関心を示しているようだ。

■クリスティアン・エリクセン(フリーエージェント)


移籍先候補:ブレントフォード、トッテナム、レスター
推定移籍金:なし

 EURO2020でのアクシデントを乗り越え、フィットネス・技術ともにいまだ一線級であることをブレントフォードでの半年間で見事に証明した。ブレントフォードは契約更新を目指しているが、2013年夏から2020年1月まで在籍した古巣のトッテナムも強い関心を示している。

■オレクサンドル・ジンチェンコ(マンチェスター・C)


移籍先候補:アーセナル
推定移籍金:3000万ポンド〜4000万ポンド(約50億円〜約66億円)

 ジェズス同様、アルテタ監督とはマンチェスター・Cで交流を持った一人。マンチェスター・Cでは層の厚さゆえレギュラーの座を掴みきれていないが、そのユーティリティ性はどこへ行っても重宝されるはずだ。

■アーロン・ヒッキー(ボローニャ)


移籍先候補:ブレントフォード、アーセナル
推定移籍金:1000万ポンド〜2000万ポンド(約17億円〜約33億円)

 ハーツ時代からビッグクラブの耳目を集めてきた19歳のサイドバック。ボローニャで飛躍の1年を送り、今年3月にはスコットランドのA代表デビューも果たした。

■ジュール・クンデ(セビージャ)


移籍先候補:チェルシー
推定移籍金:4000万ポンド〜5000万ポンド(約66億円〜約83億円)

 チェルシーは昨夏にも獲得に動いたが、クラブ間交渉がまとまらず破談に。再び獲得に動くことが予想されており、クンデ自身もチェルシーへの加入を望んでいるようだ。

■ヨシュコ・グヴァルディオール(ライプツィヒ)


移籍先候補:チェルシー、トッテナム、マンチェスター・U
推定移籍金:4000万ポンド〜5000万ポンド(約66億円〜約83億円)

 ヨーロッパで最も将来を嘱望される左利きのセンターバックの一人。ライプツィヒは徹底抗戦の構えを見せているが、複数のビッグクラブが触手を伸ばしている。

■アレッサンドロ・バストーニ(インテル)


移籍先候補:トッテナム
推定移籍金:4000万ポンド〜5000万ポンド(約66億円〜約83億円)

 アントニオ・コンテ監督とは2シーズン共闘し、左センターバックのレギュラーとして20−21シーズンのセリエA優勝に貢献した。スパーズにとってはこれ以上ない理想的な人材だが、インテルを納得させるだけのオファーを出せるのだろうか。

■マルク・ククレジャ(ブライトン)


移籍先候補:マンチェスター・C
推定移籍金:2500万ポンド〜3500万ポンド(約41億円〜約58億円)

 イングランド初挑戦となった今季は、プレミアリーグで35試合に出場。選手、サポーターの両方でチーム内の年間最優秀選手に選ばれる活躍を披露した。元バルセロナの選手らしく戦術理解度も高く、ジョゼップ・グアルディオラ監督のマンチェスター・Cで左サイドバックのレギュラーとなる可能性は高い。

■ジャック・ハリソン(リーズ)


移籍先候補:ニューカッスル
推定移籍金:2000万ポンド〜3000万ポンド(約33億円〜約50億円)

 マンチェスター・Cから完全移籍した今シーズンは、リーグ戦で8ゴールを挙げて残留に大きく貢献した。ニューカッスルが関心を示しているが、リーズは売却を望んでおらず、移籍成立は難しいかもしれない。

■スヴェン・ボトマン(リール)


移籍先候補:ニューカッスル、ミラン
推定移籍金:3000万ポンド〜4000万ポンド(約50億円〜約66億円)

 ニューカッスルは1月にも2度獲得オファーを出したが、リールが冬の放出を拒否して残留。一時はミランが有利と見られていたが、最近はニューカッスル優勢との見方もあり、争奪戦の行方に注目が集まる。

■シェイク・ドゥクレ(RCランス)


移籍先候補:クリスタル・パレス
推定移籍金:1500万ポンド(約25億円)

 ダイナミズム溢れるプレーでRCランスの躍進に貢献してきた守備的MF。契約は2年残っており、評価も高いため、「パレスが獲得するのは難しいかもしれない」と『テレグラフ』紙は予想している。

■ルベン・ネヴェス(ウルヴァーハンプトン)


移籍先候補:バルセロナ、マンチェスター・U
推定移籍金:4000万ポンド〜5000万ポンド(約66億円〜約83億円)

 25歳のポルトガル代表MFは今シーズン最終戦の後、「誰にでも夢がある」と自身の将来が不透明であることを認めていた。ウルヴスは司令塔の移籍金に7000万ポンド(約116億円)を要求しているとも伝えられているが、今夏のステップアップは果たして実現するのだろうか。

■カルヴィン・フィリップス(リーズ)


移籍先候補:マンチェスター・C、リヴァプール、アストン・ヴィラ
推定移籍金:5000万ポンド〜6000万ポンド(約83億円〜約97億円)

 マンチェスター・Cの候補者リストの上位に名を連ね、リヴァプールも状況を注視。アストン・ヴィラも関心を寄せているが、リーズは契約延長交渉を続けており、残留の可能性も捨てきれない。

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