バルサ、生え抜きのS・ロベルトと1年の契約延長…給与60％減を受け入れか

バルセロナは10日、スペイン代表DFセルジ・ロベルトとの契約延長を発表した。新契約は2023年6月30日までとなり、4億ユーロ（約564億円）の契約解除金が設定されている。

　現在30歳のS・ロベルトは14歳からバルセロナに在籍する生え抜きプレーヤーで、2010年11月のトップチームデビューを果たした。これまでクラブ通算では公式戦316試合に出場し、12ゴール37アシストを記録。今シーズンは負傷の影響で公式戦12試合の出場にとどまっていた。

　スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』によると、給与60パーセント減を受け入れて新契約を結んだようだ。同選手は契約延長に際し、「クラブ、会長、監督に感謝している。シャビ監督は僕に、ケガを忘れて手術を受けるように言ってくれたし、最初の瞬間から僕への信頼を示してくれたんだ。彼は僕の苦しみを知っていた。クラブにもシャビにも感謝しているし、ピッチの上で結果を出して信頼に応えたい」とコメントしている。