Snow Man、「すのちゅーぶ」企画動画の繰り返したくなる面白さ 9人それぞれの役割が高めるバラエティとしての完成度

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2022年06月13日 06:01  リアルサウンド

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Snow Man

 Snow Manの公式YouTube、通称「すのちゅーぶ」にアップされるMVやパフォーマンス動画以外の企画に取り組む回が面白い。「バラエティ」としての完成度の高さはもちろんだが、メンバーのわちゃわちゃした様子や関係性、一人ひとりのキャラクターがよく見えており、神回と呼ばれるものも少なくない。そこで今回は、すでにアップされている企画動画からいくつか注目してみたい。


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 すのちゅーぶの神回といえば、やはり「人狼ゲーム」だろう。ジャニーズJr.チャンネル時代から人気の企画で、すのちゅーぶでは2020年5月27日に「『リモート人狼』やっぱり神回に!」がアップされている。彼らの人狼ゲームでは佐久間大介がいの一番に人狼と疑われ、「俺は市民(村人)だ!」と否定するのがお決まりの流れ。その抵抗虚しく処刑されてしまうところまでがワンセットだ。必死に抵抗したり、嘘に嘘を重ねてバレバレになってしまったりしている佐久間の様子もだが、メンバーが愛あるイジりをしているのもいい。その状況をオイシイと言わんばかりに、全力のリアクションで応えている佐久間も流石だ。ちなみに、2022年6月1日にアップされた「『サイズアップせよ!?』佐久間と勝利、どっちが大きい?」も、佐久間が愛あるイジりをされていて笑いに溢れている動画になっている。これから再生回数が伸びていきそうな一本だ。そして、人狼ゲームでは他のメンバーの良いところもしっかり見えている。例えば冷静に頭を働かせて鋭さを見せているラウール、優雅な物言いの宮舘涼太、嘘をつくことなく素直にリアクションしまくる渡辺翔太……といったメンバーそれぞれの姿にも注目だ。


 さらに、Snow Manといえばダンスの実力も広く知られるところ。すのちゅーぶでは「しりとりダンス」も人気のシリーズだ。第1弾は2020年6月24日にアップされた「『しりとりダンス』たった2周が出来ない…。」。1人ワンエイトずつ振りを考えて2周繋げることを目標に、宮舘、向井康二、阿部亮平、目黒蓮の4人でチャレンジしているのだが、わたわたしている様子がいい味を出している。その中でも的確なツッコミを入れている向井に注目したい。ダンス中も盛り上げようと声を出しているが、それによって他のメンバーがいい具合に惑わされている。ゲーム性を高めるために良い仕事をしているのではないだろうか。


 第2弾は2020年11月4日にアップされた「『しりとりダンス』第2弾!俺たちのダンス力!!」で、岩本照、渡辺、佐久間、ラウール、深澤辰哉がチャレンジ。振りがオシャレな岩本、SNS発の振りが多めの無邪気な渡辺、テクニックが必要な振りを入れたがる佐久間、どんな振りでもダンススキルの高さがわかるラウール、やりやすいようにずっとカウントする優しさを見せている深澤と、こちらの動画でも個性が爆発していた。それにプラスして、それぞれのダンスの味も見える見ごたえのある仕上がりになっているので、是非チェックしてみてほしい。


 ちなみに個人的に好きな動画は、2020年4月22日にアップされた「『絵しりとり』リモートでやってみた!」。Snow Manの“画伯”といえば渡辺だが、途中飛び出した宮舘の「祭り」も謎めいていてグッとくる。それだけではなく、目黒の天然が炸裂しているところも見どころの一つだ。しりとりであるにも関わらず、前の人と同じ絵を描いて伝言ゲーム状態になっていたり、絵を見てはいけないところで見て、見ていいところで目を隠していたり……。改めて目黒のチャーミングさがわかるのではないだろうか。それをフォローしている他のメンバーの優しさも、ほっこりした気持ちにさせてくれるはずだ。


 他にも、思わず笑ってしまうおもしろ動画がたくさんある「すのちゅーぶ」の企画回。最近Snow Manが気になりだしたという方も、遡ってお気に入りの1本を見つけてみてほしい。(高橋梓)


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