アーセナルGKレノに今夏移籍の可能性…昇格組フルアムと交渉開始か

アーセナルに所属するドイツ代表GKベルント・レノにフルアムが関心を示しているようだ。12日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　現在30歳のレノはシュトゥットガルトの下部組織出身で、2011年8月にレヴァークーゼンにレンタル移籍すると、当時19歳で守護神の座を勝ち取り、半年後に完全移籍を果たした。同クラブでは7シーズンで公式戦304試合に出場した後、2018年にアーセナルに加入した。

　これまでアーセナルでは通算125試合に出場しているものの、今シーズンはイングランド代表GKアーロン・ラムズデールが加入した影響で、公式戦出場は8試合にとどまった。同クラブとの現行契約は2023年6月30日までとなっている影響もあり、今夏の去就には注目が集まっている。

　そんなレノには、今シーズンのチャンピオンシップ（イングランド２部）を優勝し、プレミアリーグ昇格を果たしたフルアムが関心を示しているという。すでに交渉は始まっている模様で、フルアムの今夏最初の補強になる可能性が浮上しているようだ。

　ラムズデールが加入するまでは守護神としてアーセナルで活躍していたレノだが、果たして今夏に同クラブを離れることになるのだろうか。