チャンピオンシップ(イングランド2部)のブラックバーンは14日、元デンマーク代表FWのヨン・ダール・トマソン氏が監督に就任したことをクラブ公式サイトで発表した。なお、契約期間は2025年6月までの3年間となっている。
現在45歳のトマソン氏は、現役時代にフェイエノールトやニューカッスル、ミランやビジャレアルでFWとして活躍。デンマーク代表としても112試合に出場し52得点を記録した。2011年7月に現役を退いてからは、オランダのエクセルシオールのコーチや監督、フィテッセのコーチやデンマーク代表のコーチを歴任。2020年1月からはスウェーデンのマルメFFの監督を務め、チームをリーグ連覇に導いていた。
監督就任にあたってトマソン氏は、次のようなコメントをクラブ公式サイトで発表している。
「ブラックバーンという伝統と大きな野望を持ったクラブの監督に就任することを、とても誇りに思い、興奮しています。このクラブには若いチームと素晴らしいアカデミーがあり、オーナーは選手を育成し、将来的に持続可能なプレミアリーグのクラブになるという明確なビジョンを持っています。このクラブのエキサイティングな新章に携わることができて本当に嬉しく思っています。ブラックバーンのようなビッグクラブに来て、情熱的なファンと一緒に、チャンピオンシップのような素晴らしいリーグに参加できるのは素晴らしいことだと感じています。できるだけ多くの試合に勝つこと、そして選手やチーム、クラブをポジティブな方向に発展させることを監督として目指していきます」
また、クラブのCEO(最高経営責任者)を務めるスティーブ・ワゴット氏も「彼の情熱、目的、そして謙虚さは面談でも光っており、過去5年間で確立されたプラットフォームをさらに発展させてくれるものと期待している」と、トマソン氏への期待を語っている。