アーセナルが、レアル・マドリードに所属するスペイン代表MFマルコ・アセンシオに関心を示しているようだ。15日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。
現在26歳のアセンシオはマジョルカの下部組織出身で、2013年にトップチームデビュー。2015年夏にレアル・マドリード加入後、エスパニョールへ期限付き移籍を経て、2016年夏からレアル・マドリードでプレーしている。2021−22シーズンは公式戦42試合の出場で12ゴール2アシストを記録するなど、これまでクラブ通算235試合出場で49ゴール24アシストを記録している。しかし、現行契約が2023年6月30日までとなっていることから、同選手の去就には注目が集まっている。
報道によると、すでにレアル・マドリードはアセンシオに対し、契約延長オファーを提示しているという。同選手自身も契約延長を望んでいるものの、さらなる昇給を望んでおり、賃金面では隔たりがあるようだ。それでも、レアル・マドリードとしては賃金を上乗せするつもりはなく、同選手の返答期限を6月20日に設定していることが伝えられている。
仮に20日までにアセンシオがレアル・マドリードと合意に達することができなければ、来年夏にはフリーで退団することになる。そこで、アーセナルが移籍金を支払うことで今夏の獲得の可能性を探っているようだ。
なお、アセンシオにはアーセナルの他に、マンチェスター・Uやミランも関心を示していることが明らかになっているが、果たして同選手は来シーズンどこでプレーするのだろうか。