チェルシーが、インテルに所属するオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースに関心を示しているようだ。15日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
現在26歳のダンフリースはスパルタ・ロッテルダムやヘーレンフェーン、PSVを経て、2021年8月にインテルに完全移籍で加入した。2021−22シーズンは公式戦45試合に出場し、5ゴール7アシストを記録するなど、主力として活躍。しかし、クラブが財政難であることから今夏に退団する可能性が浮上している。
そんなダンフリースに対し、守備陣の補強を画策しているチェルシーが興味を示している模様で、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、トーマス・トゥヘル監督が同選手を高く評価していることからチェルシーは2100万ポンド(約34億円)のオファーを準備しているという。
なお、ダンフリースにはマンチェスター・Uも関心を示していることが明らかになっているものの、ベルギー代表FWロメル・ルカクの獲得を目指しているインテルはチェルシーとの交渉を優位に進める可能性があることも指摘されている。
ルカクの移籍交渉にも影響を与えることになりそうだが、果たしてダンフリースは来シーズンどこでプレーすることになるのだろうか。