リヴァプールが、アバディーンに所属するU−21スコットランド代表DFカルヴィン・ラムゼイの獲得に迫っているようだ。16日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
報道によると、アバディーンはリヴァプールからの450万ポンド(約7億4000万円)オファーを受け入れた模様で、ラムゼイのリヴァプール加入は決定的になっているという。なお、取引には300万ポンド(約4億9000万円)の追加オプションに加え、20パーセントの転売条項も付随しているようだ。
また、リヴァプールはラムゼイ自身と5年契約を締結することで合意しており、数日以内にメディカルチェックを受けた後、移籍が完了する予定になっていることが報じられている。
現在18歳のラムゼイは攻撃的な右サイドバック。アバディーンの下部組織出身で、2021年3月に17歳7カ月でトップチームデビューを飾った。2021−22シーズンは公式戦33試合に出場し、1ゴール9アシストを記録。スコットランドのフットボールライター協会による年間最優秀若手選手賞を受賞した。
なお、リヴァプールは今夏すでにフルアムからU−21ポルトガル代表MFファビオ・カルヴァーリョと、ベンフィカからウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスを獲得しており、ラムゼイの加入が決定すれば今夏3人目の補強となる。