リーズは17日、バイエルンからスペイン人MFマルク・ロカを完全移籍で獲得したことをクラブ公式サイトで発表した。
リーズのクラブ公式サイトによると、リーズとロカは2026年6月30日までの4年契約を結び、移籍金は非公開となっている。なお、イギリスメディア『BBC』が17日に報じたところによると、ロカの移籍金は1,000万ポンド(約16億5,000万円)相当だという。ロカはリーズにとって、アメリカ代表MFブレンデン・アーロンソンとデンマーク代表DFラスムス・クリステンセン(両名ともザルツブルクから獲得)に次ぐ、今夏3人目の獲得選手となる。
『BBC』の取材に対し、ロカは以下のように語っている。
「約2年間バイエルンに所属していたけど、もっと試合に出場したいと思っていた。リーズへの移籍は良い機会だし、とてもうれしいよ」
「誰もがリーズとその歴史について知っている。リーズは素晴らしいクラブだし、『エランド・ロード』は素晴らしい雰囲気だよね。僕はここにいることができてうれしいんだ」
また、バイエルンのクラブ公式サイトも18日にロカの移籍を発表しており、同サイトでは以下のようにハサン・サリハミジッチスポーツディレクターのコメントが掲載されている。
「マルクは性格が素晴らしく、また非常にプロフェッショナル。そして、非常に優れたサッカー選手でもあります」
「マルクはバイエルンへとやって来て、もっとプレー時間が欲しいと思っていました。マルクとリーズには大きな喜びがもたらされるだろうと確信しています」
現在25歳のロカは、エスパニョールの下部組織出身。2016−17シーズンにトップチームへと昇格を果たすと、以後先発に定着した。2020年10月にはバイエルンへと完全移籍したものの、約2年間の在籍で公式戦の出場は24試合にとどまっていた。