本人は残留希望も…契約満了迫るメルテンス、延長オファーは「届いていない」

ナポリに所属するベルギー代表FWドリース・メルテンスが、自身の去就について言及した。18日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がコメントを伝えている。

　現在35歳のメルテンスは、ユトレヒト（オランダ）やPSV（オランダ）でのプレーを経て、2013年夏にナポリに加入。ここまで公式戦397試合に出場し、148ゴール90アシストを記録。ナポリ史上最多得点記録保持者として2度のコッパ・イタリア制覇などに大きく貢献している。現行契約が6月末で満了を迎えるため、今後の去就には注目が集まっている。

　これまで多くのクラブが関心を示してきたメルテンス。移籍が噂されることも度々あったが、その都度クラブへの残留を決断し、ナポリへの忠誠を示してきた。ベルギー代表として臨んでいたUEFAネーションズリーグ（UNL）期間中にインタビューに応じたメルテンスは、自身の今後の去就について次のようにコメントし、ナポリへの残留を望んでいることを強調した。

「来シーズン、ナポリか他のクラブか、どこのクラブでプレーするのかは僕にはまだわからない。僕はナポリに残ることを望んでいるが、それ以上のことは言えない。もちろんクラブに残留したいとは思っているけど、まだ何のオファーも届いていないんだ。もう少し様子を見てみないとね」

　ナポリからの契約延長オファーが現状届いていないことを明かしたメルテンス。同選手に対してはローマやラツィオの他、母国ベルギーのアントワープが獲得に興味を示しているとも伝えられている。果たして来シーズン、同選手はどこでプレーすることになるのだろうか。