BE:FIRST、YouTubeチャンネル総再生回数が2億回突破　アルバム『BE:1』発売前にチェックしておきたい動画は？

　ラッパー・シンガーソングライター・音楽プロデューサーであるSKY-HI主宰のマネジメント／レーベル・BMSGに所属する7人組ダンス＆ボーカルグループ・BE:FIRST。6月17日にはデビューから7カ月（プレデビューからは10カ月）という短期間で公式YouTubeチャンネルの総再生回数が2億回を突破した。日頃から楽曲をさまざまな観点で楽しめるコンテンツの豊富さやメンバーのオフの表情が見られる動画を幅広く取り扱っているが、今回は8月31日に1stアルバム『BE:1』をリリースすることを受け、チェックしておきたい選りすぐりの動画を紹介する。

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■BE:FIRST / Bye-Good-Bye -Music Video-

　最初に挙げるのは2ndシングルの表題曲「Bye-Good-Bye」のMV。自身最速の公開からわずか12日で1000万回再生突破を記録した動画だ。プレデビュー曲の「Shining One」やデビュー曲の「Gifted.」とはまた異なり、色鮮やかでポップなサウンドが際立つこの楽曲は、モデルプレスが実施したWEBアンケートにおいて2022年上半期「最も流行ったと思う曲」で堂々の1位にランクイン（※1）。『ZIP!』（日本テレビ系）内の朝ドラマ『サヨウナラのその前に』主題歌として起用されたことで、ライト層も耳にする機会が多かった1曲だ。この勢いは上半期にとどまらず、下半期にかけてもさらに広がりを見せていくに違いない。

■BE:FIRST / Betrayal Game -from “Bye-Good-Bye” One-day One Man Show-

　続いては、4月24日に東京ガーデンシアターで行われたワンマンライブより、2ndシングルに収録のカップリング曲「Betrayal Game」のライブ映像をピックアップ。アルバム『BE:1』のBMSG MUSIC SHOP限定盤のうち2形態にはこのワンマンライブの映像やビハインド映像も収録されており、非常に見応えのあるラインナップが見どころだ。

　YouTubeでは登場から歌い終わりまでの1曲分がワンカットで公開されており、まさにライブの臨場感そのものを味わえるのがポイント。デビューから2日で開催した1stライブ『“FIRST” One Man Show』からレベルアップしたステージングやスキルアップしたパフォーマンスにも注目してほしい。

■BE:FIRST / Shining One -Dance Practice-

　BE:FIRSTのYouTubeチャンネルと言えば、ダンスプラクティス動画が魅力の一つ。「Shining One」以降、MVの再生回数に準じて「ファンへの感謝とお祝い」の意味も込めたダンスプラクティスが公開されており、彼らの高いダンススキルを堪能できる映像を、毎回楽しみに待っているファンも多い。「Shining One」はBE:FIRSTにとって初めてのダンスプラクティス動画で、メンバー個々の繊細な技術力、個性の輝きが一つの作品として磨き上げられ、大きな反響を呼んだ。デビュー前のフレッシュな面持ちは残しながらも、そのクオリティはすでにお墨付き。安心感があり、見ていて自然と体がノってしまうほど生き生きとしたメンバーの表情や、ダンスプラクティスならではのシューズ音も醍醐味だ。これを見れば、MVも色々な角度からさらに楽しめる。

■BE:FIRST / Gifted. -Music Video-

　最後はやはりこの動画。「BE:FIRSTは何者なのか」を語る上で外せないだろう。デビュー曲「Gifted.」は、「天賦の才能」という意味の通り、何度も聴くことでBE:FIRSTの実力や存在感の説得力を色濃くしていく楽曲だ。音数の少ないAメロからサビの荘厳なサウンドへとゆっくり動き出すさまは、まるで1年前は原石だった彼らが才能を磨き上げたことで「ギフテッド」と言われるようになった、その過程を丁寧に描写しているようにも感じられる。彼らの堂々たる立ち姿が映し出しているのは、「俺たちはギフテッドだ」という自身に対する強いアティチュードに加え、「生まれてきた誰もがギフテッドだ」という聴き手へのメッセージ。真っ白な衣装に包まれたシーンでは裸足で踊っており、「ここから沢山色付けし、沢山輝いて行きたいという思いが込められている」（※2）と語るメンバーの目に、世界という舞台に向けた大航海に乗り出すことへの迷いはない。

　アルバムには上記楽曲を含んだ既存の7曲に新曲8曲を加えた計15曲を収録。また、「Shining One」「Gifted.」「Bye-Good-Bye」はこれまでに日本レコード協会のストリーミング ゴールドにも認定されている（※3）。「1枚目でありながら間違いなく現在考えうる“日本で産まれる音楽アルバムのベスト盤”」（※4）とSKY-HIが語るように、BE:FIRSTの軌跡と未来への布石が凝縮された名盤になること間違いなしだ。

※1　 https://mdpr.jp/music/detail/3220674
※2　https://twitter.com/BEFIRSTofficial/status/1464519387147214851?s=20&t=W_taCklMbfgndy-iUjfTJQ
※3　 https://www.riaj.or.jp/f/data/cert/st.html
※4   https://befirst.tokyo/news/

（風間珠妃）