吉岡里帆、監督の無茶ぶりに絶妙な返し「元気で長生きしてください」 拍手喝采浴びる

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2022年06月30日 20:45  ORICON NEWS

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写真無茶ぶりに絶妙な返しをした吉岡里帆 (C)ORICON NewS inc.
無茶ぶりに絶妙な返しをした吉岡里帆 (C)ORICON NewS inc.
 五十嵐匠監督の映画『島守の塔』(7月22日公開)のワールドプレミア(世界初上映)となる完成披露試写会が6月30日、都内で行われ、俳優の萩原聖人、村上淳、吉岡里帆、香川京子、五十嵐匠監督が舞台あいさつに登壇した。

【動画】吉岡里帆、監督の急な無茶ぶりに赤面!?「恥ずかしいですね…」

 本作は、第2次世界大戦末期、長期の地上戦が決行された沖縄を舞台に、県民の疎開政策と食糧確保に尽力した当時の沖縄県知事・島田叡(萩原)と沖縄県警察部長・荒井退造(村上)のそれぞれの苦悩や葛藤などの生き様を通して命の尊さを描く。島田から「命(ぬち)どぅ宝、生き抜け!」と言われ、生き延びた女性・比嘉凛を吉岡、現代の凛を香川が演じる。

 戦後75年(2020年)に向けた企画だったが、20年3月下旬に沖縄でクランクインした4日目にスタッフ11人が倒れる事態に。「ちょうど志村けんさんがお亡くなりになった頃で、新型コロナを疑ってPCR検査を受けたが全員陰性。日射病だった」が、撮影延期が決定した。「撮影延期は、中止に等しい」映画界で、五十嵐監督はあきらめず、「スタッフとキャストは変えない」という決意を貫き、1年8ヶ月後に撮影を再開。完成にこぎつけ、沖縄の本土復帰50年の節目の年に劇場公開する運びとなった。

 萩原は「奇跡に近いと思う。1年8ヶ月ぶりに現場に行って、変わらないスタッフがいてくれて、この作品は生きている、と思った。今を生きている人に観てもらいたい作品になった」と感無量な様子。村上は「監督の熱量が普通じゃありません。きょうという日を迎えられたのは五十嵐監督のおかげだと思っています」と、その熱意に感服しきった表情を見せた。

 吉岡は、撮影延期の連絡とともに「監督が『必ず完成させると約束します』とおっしゃったのが衝撃的でした。これは絶対に観てもらうべき作品なんだと感じましたし、完成したものを観て意義がある作品になったと思いました」と話した。

 1953年公開の『ひめゆりの塔』で、ひめゆり部隊と呼ばれた女子学生を演じた香川も「この役は私がやらなければいけない役だと思ったんです」と、撮影再開をあきらめなかった。「映画『ひめゆりの塔』に出演して以来、生き残った方たちと交流して、『ひめゆりたちの祈り』という本を出して、沖縄ととても深い関係にありました。(今回は)短い出演でしたけど、沖縄にお礼を捧げるような気持ちで出演しました」と、特別な思いを語っていた。

 最後に主演の萩原があいさつをして終わる予定だったが、五十嵐監督が吉岡に「締めを」と促す無茶ぶりを発動。「油断していた」という吉岡は赤面しつつ、「五十嵐さん、元気で長生きしてください」と返し、会場は温かい拍手に包まれた。


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  • 今は亡き母が34年ほど前に名作曲家の吉田正さんに「長生きして下さい」と声をかけ「いやーこればっかりは、ハッハッハ…」と笑い飛ばされたが、その少し後に亡くなったというニュースが。
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