<私は冷たい?>【後編】毎月わが家に3泊4日で居座る実母。複雑な親子関係に悩んだ結果……?

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2022年06月30日 22:21  ママスタジアム

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前回からの続き。投稿者さんのお母さんは、孫の顔を見るために毎月投稿者さんの家に滞在をします。滞在期間は毎回3泊4日。それが毎月ですから、1年に1ヶ月以上投稿者さんの家に滞在していることになりますね。投稿者さんとしては「滞在中の食費や光熱費も結構な金額になるから、できればいくらかお金をもらいたい」と考えているようです。
ママたちからは「滞在中に必要なお金は請求していい!」との声があがりました。またお金の話をするのに抵抗がある場合には、滞在期間を短くしてもらう、やんわりを来訪を断るなどの方法をとってもいいかもしれませんね。

実母ならハッキリと言えばいいんじゃない?



さて投稿者さんの様子にママたちからは不思議そうな声が寄せられました。
『自分の母親でしょ? 私なら普通に言うよ。「お母さん、悪いけどうちも生活が厳しいの。3,000円でいいから食費もらえないかな?」って』
『投稿者さんは親に気を遣ってるのかな? 私だったら普通に言っちゃうわ。「食費・光熱費・その他もろもろ、全部ひっくるめて1回5,000円! 今までのは勘弁してあげる。よろしく!」って』
『そんなに言いにくいこと? 実母だったら普通に言えるけどなー。軽い感じで言ってみたら?』
今回の投稿者さんのモヤモヤの相手は、実のお母さんです。だからこそママたちは「実のお母さんなら、お金のことをハッキリと伝えてもいいんじゃない?」と考えたようですね。「○○円でいいからもらっていい?」「今度からよろしく〜」など、軽い感じで伝えてみては? などのアドバイスも寄せられました。
『義母ならわかるけど、実母だよね? 実母なんだからハッキリ「うちも生活いっぱいいっぱいだから」と言ったほうがよくない?』
「相手が実のお母さんなら、義母よりも言いやすいんじゃない?」と励ますようなコメントもありました。もちろん価値観によるかもしれませんが、「義母よりも実母とのほうがお金の話はしやすい」と考えるママは決して少なくないでしょう。

重い口を開く投稿者さん。その内容は……


さてここで投稿者さんによって衝撃の事実が語られます。
『育った環境も関係あるのかな。貧乏でボロ家育ち、両親共にギャンブル、ブランド、趣味に散財。私は進学もできず、夜間高校を働きながら卒業しました。弟は男だからって理由で借金してまで大学へ行かせていました。私は自力で就職先探して、そこで資格とって手に職をつけました。だから今モヤモヤするんだなと』
しばしの沈黙のあとで壮絶な過去を話してくれた投稿者さん。どうやら投稿者さんは経済的に困窮した子ども時代を送ったようですね……。ご両親の散財が原因で投稿者さんは進学を諦めなければならず、働きながら夜間学校を卒業したあとは自分の力で道を切り開いてきたのだそう。
いつもは賑やかなママスタコミュニティがしんと静まり返るなか、投稿者さんはさらに続けます。
『いつになったら親を許して広い心で接することができるのか。心の狭い自分が情けないです。子どもたちもいるのに……。自分も親になったんだし、いつまでも過去を思い出して恨むのは終わりにしたいです。でもできません。悲しいし苦しいです』
投稿者さんは「できることならいつまでも過去を引きずるのは終わりにしたい、でもどうしても子ども時代を恨んでしまう……」と心の内を話してくれました。過去の親の行動を恨み続けたくない、だけどすっぱりと忘れることもできない、と苦しい思いを抱いているのですね……。きっとこの気持ちがあるからこそ、お母さんに対してお金のことを言いづらいのでしょう。

投稿者さん、つらかったね……



投稿者さんの悲痛な告白に対して、ママたちからは寄り添うような言葉がかけられました。
『わかるよ。つらかったね……。でももう我慢しなくていいんだよ』
『うちの旦那の家庭も……義母は離婚して出ていって、自己破産して旦那が16歳のときに戻ってきた。義父は酒乱で暴力も振るわれたって。今も旦那はまったく義実家に寄りつかないよ。育った環境って将来の親との関係に響くよね』
「もう我慢しなくていいんだよ」のひと言に、投稿者さんへの優しい気持ちが伝わってきますね。長い間過去との関わり方に悩んでいる投稿者さん。しかし「もう我慢しなくていい」と考えるようにすることで、ほんの少しずつ気持ちのあり方も変わってくるかもしれません。
最後に投稿者さんは決意表明をしてくれました。
『爆発したら、今まで頑張ってきたことが一瞬で崩れてしまう……本音を話すことは一生ないだろうな。でもお金のことだけでも伝えなきゃと思います。嫌味っぽくならないよう、明るく伝えられるようにします』
本音を話したらきっと感情的になってしまうと心配しているようです。しかし過去のことを悩む気持ちと今回のお金のことは切り分けて考えるのがいいかもしれませんね。感情的になることなく、また嫌味に聞こえないように、サラリと伝えてみる……という決断を下したようです。

「実母にお金の話を切り出せない」とモヤモヤしていた投稿者さん。どうやらその背景には経済的に困窮していた子ども時代の思い出があるようですね。しかし今や投稿者さんも3人のママです。このままお母さんが毎月3泊4日の滞在を続けるとなれば、出費がかさみ、今後もモヤモヤし続けてしまうでしょう。今回の投稿者さんの決断は、間違っていないように思えますね!

文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・マメ美

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