西島秀俊、永野芽郁の表現力を絶賛 「本番、本当に気をつけてね」とアドバイス

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2022年07月03日 03:01  リアルサウンド

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(左上から)前原滉、坂東龍汰、青山テルマ、杉野遥亮、永野芽郁、西島秀俊

 7月5日より放送がスタートするTBS火曜ドラマ『ユニコーンに乗って』の制作発表会見が7月2日に行われ、永野芽郁、西島秀俊、杉野遥亮、坂東龍汰、前原滉、青山テルマが登壇した。


【写真】「青山テルマ」のカードを引く永野芽郁


 本作は、永野演じる教育系スタートアップ企業「ドリームポニー」の若きCEOのもとに、ある日突然、会社の雰囲気とは全く異なるおじさんサラリーマンが部下として転職してきたことで、仕事に恋に奮闘しながら、夢に向かって真っすぐ生きる主人公たちの成長を描く。


 永野は「夢を持ちたいなと思ったり、夢を追いかけたいなと思う胸の熱くなるドラマが作れたと思います」と自信たっぷりに挨拶。第1話を観た率直な感想として「面白かった」と述べ、「自分が出演している作品は初見だと、どこかに恥ずかしさがあったり、反省したりするけど、一旦それを置いておいて2話が観たいなと思う1話になっていて、個人的に満足です!」とほほえんだ。


 順に挨拶が進んでいく中、天才エンジニアを演じる坂東には「これだけは誰にも負けない能力は?」との質問が。キャストから「いきなりドラマと関係ない質問!」などと声が上がる中、坂東は「絵とか指先の器用さには自信があります」とコメント。すかさず永野が「(絵を見たことは)ないですけど、きっと上手です」とフォローするも、坂東と顔を見合わせ大笑いだった。


 青山は、本作で連続ドラマ初出演。撮影時には業界用語がわからないことが多々あるそうで、「『バミリ』とか『白味』とか言われても、いきなり寿司出てくんのかな、みたいな。本当に知らないことがたくさんあって、日々勉強でそれが面白い」と語り、優しい共演者に助けられていると感謝した。


 第1話の「推しシーン」について聞かれた坂東は、“ドリームポニーのホームページ用の写真を撮影するシーン”をあげ、「西島さんがとある人物の格好をしているんですけど、めちゃくちゃチャーミング」と語ると、西島は「注目しなくてもいいシーンだよ! 一番どうでもいい」と苦笑い。しかし、青山、前原も同じシーンが印象的だったといい、あらためて坂東は「瞬きせずに見てほしい」と熱を込めた。


 また前原は“永野と西島が2人で語るシーン”をあげ、台本を読んでいたにもかかわらず第1話を観て「ほろりしちゃった」と告白。西島は「永野さんは天然でふだんは“ほわんっ”とした感じだけど、本番、本当に気をつけてね」と共演者にアドバイスを送り、「急にギアがグッと入るので、びっくりしました」と永野の表現力を絶賛。永野は「(台本の)ト書きに『ここから涙が溢れる』って書いてあるところよりも先に涙が出始めちゃった」と打ち明け、視聴者に「乞うご期待!」と呼びかけた。


 さらに、“面接前のシーン”をあげた青山は「このシーンは、笑いが止まらなかったんですよ。みんな素笑いしちゃって、楽しいなって思った」と説明。ところが、その理由は青山のアドリブにあるようで、「いい意味でモンスター」という前原に、「エッジが効いてたよね」と頷く杉野。永野も「セリフだったら我慢できるけど、まさかのアドリブで笑わせてくる」と話し、出演者が笑いをこらえている様子にも笑えてくると明かした。


 すると前原は「(青山が)みんなで笑っちゃったみたいに言ってるけど、元凶はテルマさん」と指摘。青山が「(演じる)メグに入ってたから。メグだったらこう言うかなと思って」と返すと、前原から「急な役者スタンスやめてくださいよ」とツッコミが入り、「ごめん、カッコつけちゃった。恥ずかしい!」と照れ笑いを浮かべていた。


 ここで、「ド、リ、ー(い)、ム、ポ、ニー(に)」というお題を設け、リレー形式の「あいうえお作文」でドラマの見どころを伝える即興コーナーへ。永野が「次の人のことも考えないといけないですよね」、西島が「先に言っとくけど、俺ほんと苦手だからごめんね」と不安をのぞかせる中、順番はMC・赤ペン瀧川が「くじ引きで決める」と説明して企画がスタート。ところが、くじを引く直前で「誰からするんですか?」と杉野の天然発言が飛び出し、「今言ったじゃん」と爆笑するキャストたち。


 気を取り直して、最初の「ド」を担当することになった西島が「どんなときでも」と良いスタートを切り、「リ」の永野が「理想を求めて」と続く。「イ」の青山は「一生懸命に」、「ム」の杉野は「無理難題も」と、ここまでは順調に進んだが、「ポ」の坂東が「ポッとほっぺが」と難しすぎるパス。それでも「二」の前原が、「ニコッとほっぺが上がるようなドラマ。『ユニコーンに乗って』、よろしくお願いします!」となんとか一文を完成させると、会場から大きな拍手が起こった。


 最後に杉野は「(登場人物の)心情とかが感じ取れる本当に面白いドラマだなと思う」、西島は「仕事や恋愛、勉強などを頑張っている人たちを応援するようなドラマになっている」とそれぞれアピール。永野は「今を生きるすべての人を応援するドラマができたと思います。日々頑張っていきますので、7月5日楽しみにしていてください!」と笑顔で締めくくった。


(取材・文=nakamura omame)


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