「宝くじ」3人合わせて3億円超!サマージャンボで役立てたい、高額当選したお坊さんたちの神ワザ

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2022年07月03日 06:10  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

(左から)福岡県にある南蔵院の林覚乗住職、静岡県の清光院の、菅原大道住職京都府にある蓮久寺の三木大雲住職

 

 今年も7月5日から1等前後賞合わせて7億円の「サマージャンボ宝くじ」が発売される。今年こそ当せんを狙うべく、どんな験担ぎをしようか悩んでいる人もいるだろう。

 そこで参考にしたいのが、過去に高額当せんを果たした人たちのワザ。宝くじに当たる人には共通点があるのだろうか。

高額当選した人たちの共通点は?

 取材を進めるうちに出会ったのが、金運ピカピカなお坊さんたち! なんと宝くじ当せんを何度も引き当てたり、1億5000万円ゲットしたりしたという。仏様が後ろだてにいるとはいえ、なにか“当てるコツ”を知っているのでは? 取材を申し込んだところ、お三方とも気持ちよくお話を聞かせてくれた。さすが心が広い!

 すると出てくる出てくる金運アップ方法。超強運な3人が教えるコツをマスターすれば高額当せんも夢じゃない!

当せん回数50回以上! 大黒天パワーで1億6000万円

お話しを伺った住職……南蔵院 林 覚乗住職/南蔵院第23世住職。福岡県糟屋郡篠栗町生まれ。高野山真言宗ハワイホノルル別院駐在開教師を経て、1980年南蔵院住職就任。

「あまり細かく数えていませんが、この30年の間に、宝くじは50回以上当たってますよ」と話すのは、福岡県にある南蔵院の林覚乗住職。

 林住職は1995年のドリームジャンボで1等前後賞合わせて1億3000万円に当せんした住職として知られていて、これまでの合計当せん金額はなんと1億6749万円にのぼるという。なぜ、そこまで金運を引き寄せることができるのか、その秘訣を聞いてみた。

'95年のドリームジャンボに当せんしたときは、金運アップの神様として知られる大黒様が描かれたお札に宝くじをくるんで保管していました。

 というのも、宝くじを置いておこうと思った棚に偶然、大黒様のお札があり、大事なお札なので、なくなったら大変だと思って、宝くじを重しにしたのです。当せん発表の日、裏返していた宝くじ券を表に返してお札に接するいちばん上の券を確認したら1等でした

 林住職は大黒天のご利益だと確信したという。それ以降50回以上当せんしているのだからその直感に間違いはない。

お札がもらえる先と大黒にちなんだ4桁

 大黒天のお札でくるむ方法はぜひまねしたいが、どこで手に入れられるのだろうか。

「大黒天のお札を売っている神社仏閣は全国にあります。住んでいる地域で大黒天を祀っている神社やお寺を探してみるといいでしょう」

 また、林住職が保管時にくるんだ大黒天のお札と同じものが南蔵院の売店で販売されている。遠方の場合は電話注文できるので、気になる人は試してみては。もしかしたら特別なご利益があるかも!?

 さらに林住職は大黒天のご利益にあやかるもうひとつの秘訣を教えてくれた。

「4桁の数字を自分で選んで買うナンバーズでは、“だいこく”にちなんだ『0159』の4つの数字を入れかえた数パターンを買うようにしています。ちなみに先月も18日に『9015』で22万円、30日に『1590』で11万円当たりました」

 さらに不思議と覚えていた『7574』という病院の呼び出し番号でナンバーズを購入し、11万円当せんしたことも。

「生活の中で4桁の数字に出会うと、天から運気のいい数字だと教えられている感じがするんです。ほかにもすれ違った車のナンバーなど、気になった4桁の数字は必ずメモしてナンバーズの購入に使っています」

 信じているものの語呂合わせや、日常生活で印象に残った数字が金運を運んできてくれるのだ。

 ところで、私たちは神様や仏様に宝くじに当たってお金がもらえますようにとお願いすることがよくある。なんだか罰当たりな気がするが問題ないのだろうか。

「問題ありませんよ(笑)。でも大切なのは、ただお金が欲しいと願うのではなく、人に福を与える気持ちで願うことです。さらに、願うだけでなく具体的な内容を紙に書き出すとより運気がアップします。当せん金の使い道を書き出して、少額でもいいので寄付や家族のための使い道など、人のためになることを入れるといいですよ」

 そのためには明るい気持ちでいることが大切だと林住職。ネガティブな状態では人を思いやる余裕が生まれず、運気も逃げてしまう。いっそ、1等前後賞7億円が当たったつもりで、思う存分書き出してみると、運気が上がるかもしれない!

南蔵院●日本三大新四国霊場のひとつ、篠栗四国霊場の総本寺。高野山真言宗の別格本山でもある。住所/福岡県糟屋郡篠栗町篠栗1035 アクセス/JR福北ゆたか線(篠栗線)城戸南蔵院前駅下車 徒歩3分

大黒様が夢でお告げ!1億5000万円!

お話しを伺った住職……蓮久寺 三木大雲住職/光照山蓮久寺第38代住職。京都府京都市生まれ。寺院の次男に生まれ、多くの寺院で修行を積み、2005年蓮久寺住職就任。

 京都府にある蓮久寺の三木大雲住職は、怪談を用いて説法を行うことから“怪談和尚”の異名で親しまれる人物。2018年には「初夢宝くじ」で1億5000万円の当せんを果たした強運な住職としても知られている。当せんの秘訣は、住職が見た夢にあるという。

「もう何年も前の話ですが、ある日の夢で、ベレー帽をかぶって金槌と袋を持った泥棒のような男性がうちの本堂に立っているのを見たんです。もしや大黒様?と思って聞くと、そうだと言いながら、『ここはもう無理』とお寺を出ていってしまった。当時のお寺はボロボロで、本堂は雨漏りしていたんです」

 大黒様が祀られていることを知らなかった三木住職は、目覚めてから境内を隅々まで探すと、本堂の隙間からボロボロの大黒様が見つかった。

「大黒様修復の寄付を募ると、ある貧しい親子が必死に貯めた10万円を息子の名前で寄付したいと訪れました。

 私は大黒様に、『必ず修復するから親子にお返しを』と祈り、『宝くじを買えば当たるかも』と親子に伝えました。するとスクラッチくじで10万円当たり、さらに後日、万馬券が当たって今はアパート経営していると連絡があったのです。うそみたいな話ですが本当なんです

 三木住職がよくよく話を聞くと、蓮久寺を訪れたとき、母親は母子家庭ゆえの生活苦から息子を殺めようと考えていたという。しかしそれでは息子が浮かばれないからと、息子の名前でボロ寺に寄付し、しっかりとお経をあげてもらいたいと思ったのだとか。

「信じて願うことで仏の御加護は訪れますし、思いもよらない奇跡が起こることもあるんです。宝くじ当せんの秘訣は、信じて願うことだと思いますよ」

 その後、親子の噂を聞いた人が大黒様のお参りに続々と訪れて寄付が集まり、今はピカピカに修繕されて本堂に飾られている。しかし、大黒様がもたらした奇跡はこれだけではなかったという。

「大黒様はきれいになったけれど、相変わらず本堂はボロボロ。住職を辞めるまでには建て直したいと思っていましたが、修繕費の見積もりは1億8000万円。そこで大黒様に助けてくださいとお願いすると、また夢に大黒様が出てきたんです。

 そして『バラを買え、バラや』と言いました。そこで知り合いの精肉店で夢の話をしてバラ肉を買おうとすると、店の人が花の薔薇ではないかと言うんです。

 しかし大黒様はコテコテの関西弁でイントネーションが違ったと言うと、『じゃあ、向かいにできた宝くじ店でバラ買ったら当たるんちゃいます?』と

 納得した三木住職は、その足で宝くじ売り場を訪れ、七福神の絵が入った初夢宝くじ券をバラで10枚買い、見事1億5000万円当せん、無事に本堂を改装したという。

 三木住職のように夢が当せんにつながることもある。夢で見たことを忘れて1億円を逃したら、悔やんでも悔やみきれない。宝くじの時期にいつもと違う夢を見たら要チェックだ!

【三木住職の神ワザ】
一、家族や周りの人の幸せを願う
二、夢のお告げを見逃さない

蓮久寺●寛永三名妓の一人、吉野太夫が寄進した赤門があることで知られる京都府の日蓮宗寺院。住所/京都府京都市下京区藪ノ内町607 アクセス/JR嵯峨野線「丹波口」駅より徒歩8分、阪急京都線「大宮」駅より徒歩14分、京都市営バス「大宮五条」より徒歩2分

白ヘビがもたらす幸運でナンバーズに3回当選!

お話しを伺った住職……清光院 菅原大道住職/月桂山清光院第18世住職。東京都八王子市出身。サラリーマンなどを経て、2010年に80年ぶりの清光院の住職に就任。伊豆稲取の支援だけでなく、全国の復興活動にも足しげく参加。

 静岡県の清光院は、金運アップにご利益があるお寺として知られ、宝くじ当せんを願って全国から多くの人が訪れる。お寺には、ヘビの形が浮き上がった不思議な石、ヘビ石が祀られ、さらに本物の白ヘビも見られることから、地元ではヘビ寺と呼ばれ親しまれている。

「伊豆では昔からヘビ信仰があり、特に赤目の白ヘビは財運の神様である弁財天の使いとされる、とても縁起のいい存在」と話すのは菅原大道住職だ。

 菅原住職は、ヘビ石のご利益でナンバーズにこれまで3回当せんし、合計150万円の当せん金を手にした人物。宝くじに当たる直前、幸運を手にする予兆があったという。

「このヘビ石はもともと境内に転がっていて、邪魔だから捨てるつもりでした。お盆のある日、お経をあげに行った檀家さんの家から白ヘビが現れて大騒ぎに。

 そのあとお寺に戻って掃除をしようと思い、石を捨てるためにひっくり返したら、ヘビの形が白く浮き出ていることに気がついたんです。幸運のヘビが2回続いたので、ただ事ではないと感じましたね」

 菅原住職はその日の夕方、買い物に行くと宝くじ売り場が目に入り、白ヘビのご利益があるかもと直感。ナンバーズ3を買って見事30万円当せんしたという。

 白ヘビのパワーだけでなく、ビビビッと直感したらタイミングを逃さずに買うことも当せんの秘訣、と菅原住職。その後も「いまだっ」という直感で買って合計3回、約150万円当たったそう。

「次第にヘビ石の噂は広まって、今では多くの人が金運アップを願ってお参りに来ます。これまで4人の方から年末ジャンボで100万円が当せんしたとお礼の連絡をもらいました。

 もしかしたら、金額はもっと大きいのでは?と思ってますが(笑)遠方の方は、全国にある白ヘビを祀った神社仏閣を訪れてみるのもいいと思います。ヘビの絵柄入り御朱印や脱皮した皮などが入った、ヘビグッズを持っておくのも大吉ですよ」

 菅原住職も、山口県の岩國白蛇神社や東京都の蛇窪神社などを訪れたそう。家から近い白ヘビスポットを探して、白ヘビパワーにあやかってみよう!

●白ヘビを祀る主な神社仏閣●
・虻田神社(北海道)
・白蛇弁財天(栃木県)
・蛇窪神社(東京都)
・白水山龍光寺(大阪府)
・岩國白蛇神社(山口県)

【菅原住職の神ワザ】
一、白ヘビパワーにあやかる
二、思いたったらタイミングを逃さず買う

月桂山 清光院●1505年に開山された臨済宗建長寺派。本尊は薬師如来。住所/静岡県賀茂郡東伊豆町稲取344-3 アクセス/伊豆急行線「伊豆稲取」駅から徒歩約7分。

(取材・文/井上真理子) 

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  • 金持ちが宝籤て知っていて買うか知らないで買うか
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