チェルシー、スターリングと個人合意か…マンCとの交渉も最終局面に

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2022年07月07日 10:25  サッカーキング

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チェルシー移籍に近づくスターリング [写真]=Getty Images
チェルシーが、マンチェスター・Cに所属するイングランド代表FWラヒーム・スターリングの獲得に近づいているようだ。6日、イギリスメディア『BBC』や同『アスレティック』などが伝えている。

 現在27歳のスターリングは、2012年3月にリヴァプールでプロデビューを飾った。2015年夏、当時のイングランド人史上最高額となる移籍金4900万ポンド(当時レートで約94億円)でマンチェスター・Cへと完全移籍。同クラブでは公式戦通算339試合の出場で131ゴール95アシストを記録し、4度のプレミアリーグ優勝や5度のリーグカップ優勝などに貢献している。

 マンチェスター・Cとの現行契約は2023年6月30日までと残り1年となっているスターリングだが、2021−22シーズンは確実なスタメンとして起用されなかったうえに、今夏からはすでにノルウェー代表FWアーリング・ハーランドとアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスなどがマンチェスター・Cに加入することが決定しており、ポジション争いはさらに熾烈なものになることが予想されている。このような状況からスターリングは同クラブから離れることを検討していることが伝えられていた。

 そんなスターリングにはレアル・マドリードやバルセロナ、バイエルンなども関心を示していることが明らかになっていたが、チェルシーが獲得に近づいていることが明らかになっている。報道によると、トーマス・トゥヘル監督がスターリングと話し合いを実施し、そこで同選手は自身の役割について感銘を受けたという。すでに個人条件では合意には至っており、クラブ間合意にも近づいているようだ。

 なお、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、両クラブは移籍金4500万ポンド(約73億円)程度で合意する模様で、スターリングはチェルシーで最高給選手にもなるという。

 チェルシーとしては来週からアメリカで行われるツアーの前に交渉が成立することを望んでいるようだが、果たしてスターリングが新体制となった同クラブの初の補強になるのだろうか。

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