負傷を乗り越えたチルウェル、W杯に向け意気込み「ポジション確保のために全力を尽くす」

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2022年07月11日 16:42  サッカーキング

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W杯への意気込みを語ったチルウェル [写真]=Getty Images
チェルシー所属のイングランド代表DFベン・チルウェルが、11月に開幕を迎えるFIFAワールドカップカタール2022に向けた意気込みを語った。10日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。

 レスターでブレイクを果たした現在25歳のチルウェルは、2020年8月にチェルシーに加入。加入初年度となった2020−21シーズンは左サイドバック(SB)や左ウイングバック(WB)の主力として公式戦42試合に出場したが、21−22シーズンは膝の負傷で長期離脱を余儀なくなれ、公式戦13試合の出場にとどまっていた。

 21−22シーズンを「自分にとっても、家族にとっても、困難な時期だったと思う」と振り返ったチルウェル。プレミアリーグ最終節ワトフォード戦で復帰を果たした同選手は、11月に開幕を迎えるFIFAワールドカップカタール2022を見据え、続けて次のように語っている。

「奇妙に聞こえるかもしれないが、ケガは完璧なタイミングで起きた。今は復帰して、ワールドカップまでまだ時間がある。その間にいいプレーができれば、代表に選ばれる自信はある。ワールドカップのメンバーに入れないという心配はしていないし、ポジティブでなければならない」

 イングランド代表のガレス・サウスゲート監督とは、負傷離脱中も連絡を取り続けていた模様。「『リハビリはうまくいっているようだし、頑張っているから、このまま続けて、すぐに会えるといいね』ってメッセージをもらったよ。自分がいない間でも、監督が見ていてくれるのはありがたい。それは、僕がまだ彼の心の中にいるということだから、ポジティブなことだ」と、サウスゲート監督とのやり取りがリハビリの励みになっていたと明かした。

 開幕まで半年を切ったFIFAワールドカップカタール2022。チルウェルはワールドカップについて、「物心ついたときから、ワールドカップでプレーすることを夢見ていたんだ」とコメント。続けて次のように語り、ワールドカップでの活躍に向けた意気込みを示した。

「ワールドカップで左サイドバックのナンバーワンとして出場し、良い成績を残すことができれば、そしてチームとして良い成績を残すことができれば、それは僕のキャリアだけでなく人生のハイライトになるだろう。これからの4、5カ月は、自分のポジションを確保するために全力を尽くすよ」

 メンバー入りをめぐり、激しい競争が予想されるイングランド代表。ワールドカップ本大会が迫る中、定位置確保を狙うチルウェルの今後のプレーに注目が集まる。

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