前回からの続き。投稿者さん夫婦にはお子さんが1人。投稿者さんと旦那さんはお互いに「できれば2人目が欲しい」と考えています。しかし旦那さんは経済的な面から「今の状況で2人目を育てるのは難しい」と判断しており、「状況が好転してから2人目を検討しよう」と発言しました。しかし投稿者さんはこの発言にモヤモヤ。30代中盤の投稿者さんは妊娠や出産にタイムリミットがあることを懸念しているようです。
「旦那さんの気持ちを理解したい」と「第2子を諦めたくない」の間でせめぎ合う投稿者さん。ママたちからは「諦められないならば産むべき！」とアドバイスが寄せられました。なかには「経済的に不安があっても実際に産まれてくれば何とかなる」と答えてくれたママも。何かしらの不安な要素がありながらも、「それでも子どもが欲しい」と決断する家庭も決して少なくないのかもしれませんね。
できるならばすんなりと諦めたい……？
「どうしても諦められないならば産んだら？」とコメントを寄せたママたち。しかし投稿者さんのなかには「諦める」という選択肢もあるのだそう。それは一体どのような理由なのでしょうか？
『第2子は欲しいけれど、それよりも旦那と一生涯寄り添って過ごすほうが優先度が高いのです。私にとっては旦那と気持ちが離れたくないのが最優先事項なので、旦那の気持ちを汲みたいです』第2子が欲しい気持ちはあるものの、それよりも旦那さんと仲良く寄り添って生きることを最優先にしたいと話した投稿者さん。旦那さんのことを心から思っているため、旦那さんの気持ちを大切にしたいと考えているようです。自分の気持ちを抑え込んででも第2子を諦めたいと話してくれました。
『私自身は子ども同士の年齢差を6歳以上空けたくないと考えているので、タイムリミットはそこそこ近いです。タイムリミットまでの時間を越えればスッキリと納得がいくかもしれません』投稿者さんの言うタイムリミットは年齢的なものだけではなく、今いるお子さんとの年齢差も考えてのことだったようです。このまま時間が過ぎたら自然と諦められるかも……と話す投稿者さんは、まるで自分に言い聞かせているかのようにもみえます。
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意見のすり合わせのためにも話し合いを
投稿者さんの話を聞いて、ママたちはしっかりとした話し合いをすすめました。
『子育て終了後の夫婦生活は長いもんね。「今いる子を父母としてしっかり育て上げて、そしてその後の夫婦での生活もしっかりと幸せにやっていこう」って気持ちのすり合わせをきちんと言葉にしてみたらいいと思う』
『ちゃんと気持ちの整理ができるまで話し合ってほしいです。無理してじゃなく、どちらかが我慢してとかでもなく、お互いに納得できる結論が出せるといいよね』「第2子を産むか産まないか」という内容ではなく、「お互いに最優先したいことは何なのか」という話し合いをしてほしい……と考えたママたち。「子どもも大切だけれど夫婦としての人生も大切」ということをお互いに話し合えば、少しずつ気持ちの整理がつけられるかもしれませんね。
後悔の少ない選択をして
『いろんな諦め方があると思うよ。どっちみち何しても後悔ってするものだから、どっちの後悔を選ぶかって考えてみたら？』話し合って決断をしたとしても、後悔してしまうこともあるでしょう。それならば「どちらの後悔を選ぶか？」という選び方もあるのかもしれませんね。
『家庭それぞれに雰囲気があると思う。私は3人目を産んで後悔してたけど、最近は「うちの雰囲気がいちばん好きだな、これでよかったんだな」って思うんだよね。結局自分の作り上げた家族の形が、自分の理想の形になると思う。だから今どの道を選んでも後悔しないんじゃない？』
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その声に答えるかのように、最後に投稿者さんもコメントを寄せてくれました。
『どこかでみんなが幸せになる選択を探していたのかもしれません。多少なりにどちらもつらいものですよね。もっと幸せになりたいと考えてしまうときもありますが、思考を切り替えて努力しようと思います』すべてがうまくいく方法を考えてしまっていたかもしれない……と語った投稿者さん。生きていくうえで「すべてが上手くいくような幸せ」を手に入れるのはなかなか難しいものかもしれません。「どちらを選んだらいいかわからない」と悩んでしまったときには、大切な人と意見のすり合わせながら自分にとって本当に必要なものを取捨選択できたらいいですね。
文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・マメ美
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