新シーズンの開幕まで3週間! クイズでプレミアリーグ30年の歴史をおさらい

0

2022年07月15日 18:38  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

[写真]=Getty Images
プレミアリーグが創設されたのは今から30年前の1992年のことだ。最初の3シーズンは22チーム制で戦われ、1995−96シーズンから現在と同じく20チーム制に変更。これまでに通算1万1646試合が行われ、数々のドラマを生み出し、人気と実力を兼ね備えた世界最高峰のリーグの一つとして地位を確立させた。2022−23シーズンの開幕まであと3週間。今回はリーグ公式サイトに掲載されているクイズ15問を紹介する。

【問題】
■第1問:プレミアリーグで最初のゴールを決めたのは誰?
A.アラン・シアラー
B.ブライアン・ディーン
C.マーク・ヒューズ
D.テディ・シェリンガム

■第2問:プレミアリーグの初代チャンピオンは?
A.アーセナル
B.ブラックバーン
C.マンチェスター・C
D.マンチェスター・U

■第3問:プレミアリーグの歴代最多得点者は?
A.アンディ・コール
B.アラン・シアラー
C.ハリー・ケイン
D.ラウル・ヒメネス

■第4問:プレミアリーグで最も多くクリーンシートを達成したGKは?
A.ブラッド・フリーデル
B.ベン・フォスター
C.デイヴィッド・ジェームス
D.ペトル・チェフ

■第5問:プレミアリーグ通算3万ゴール目を決めた選手は?
A.クリス・ウッド
B.ダビド・デ・ヘア
C.グラニト・ジャカ
D.リース・ジェームズ

■第6問:プレミアリーグで最も多くの試合に出場した選手は?
A.フランク・ランパード
B.ギャレス・バリー
C.ジェイムズ・ミルナー
D.フィル・フォーデン

■第7問:プレミアリーグが38試合制になってから、1シーズンで最も多くのゴールを決めたのは誰?
A.ハリー・ケイン
B.モハメド・サラー
C.ティエリ・アンリ
D.ヴァンサン・コンパニ

■第8問:プレミアリーグで1シーズンの勝利数が最も少なかったクラブは?
A.ダービー・カウンティ
B.ハル・シティ
C.リーズ
D.リヴァプール

■第9問:プレミアリーグ史上最大の勝ち点差で2017−18シーズンを制したクラブは?
A.レスター
B.マンチェスター・C
C.マンチェスター・U
D.トッテナム

■第10問:2021−22シーズンにプレミアリーグの年間最多イエローカード数を塗り替えたクラブは?
A.アーセナル
B.ボーンマス
C.リーズ
D.ストーク

■第11問:プレミアリーグで優勝回数が最も多いクラブは?
A.アーセナル
B.チェルシー
C.マンチェスター・U
D.ニューカッスル

■第12問:2003−04シーズンのプレミアリーグを無敗で終えたクラブは?
A.アーセナル
B.リヴァプール
C.マンチェスター・C
D.サウサンプトン

■第13問:プレミアリーグで最も長く監督を務めた人物は?
A.アレックス・ファーガソン
B.アーセン・ヴェンゲル
C.デイヴィッド・モイーズ
D.トーマス・トゥヘル

■第14問:レスターがプレミアリーグを制したシーズンは?
A.2005−06
B.2015−16
C.2016−17
D.2020−21

■第15問:プレミアリーグ殿堂入りを果たした元マンチェスター・Uの選手は何人?
A.3人
B.6人
C.9人
D.12人

【答え】
[写真]=Getty Images

■第1問:B.ブライアン・ディーン


 記念すべきプレミアリーグ初ゴールを決めたのは、元イングランド代表FWブライアン・ディーンだった。1992年8月15日(土)15時、『ブラモール・レーン』にマンチェスター・Uを迎えると、開始5分にディーンのゴールでホームチームが先制。50分にディーンのPKでリードを2点に広げたシェフィールド・Uは、マーク・ヒューズのゴールで1点を返されたものの、1点差を死守して白星発進を切った。

■第2問:D.マンチェスター・U


 栄えある初代プレミアリーグ王者に輝いたのはマンチェスター・Uだった。開幕2連敗スタートを切ったが、最終的には2位アストン・ヴィラに勝ち点「10」もの差を付けてプレミアリーグ元年の優勝チームとなった。マンチェスター・Uにとってはイングランドのトップリーグ通算8度目の優勝。この先続く黄金期の幕開けとなった。

■第3問:B.アラン・シアラー


 ブラックバーンとニューカッスルで合わせてプレミアリーグ441試合に出場し、260ゴールを決めた。歴代得点ランクにおいて他の追随を許さず、2位のウェイン・ルーニーに52ゴールもの差を付けている。なお、現役選手で最も多くゴールを決めているのは、トッテナムのハリー・ケイン。現時点で183ゴールを挙げており、記録を塗り替える可能性が最も高いのは、現イングランド代表キャプテンで間違いないだろう。

■第4問:D.ペトル・チェフ


チェルシーの黄金期を支えた元チェコ代表GK。ジョゼ・モウリーニョが監督に就任した2004年夏にチェルシーに加わり、すぐに正GKの座を射止めた。1年目にはプレミアリーグで24度もクリーンシートを達成し、リーグ連覇の立役者の一人となった。2015年にアーセナルに移籍した後も堅守を続け、通算4度のゴールデン・グローヴを獲得。クリーンシート数通算202回は歴代最多で、2位のデイヴィッド・ジェームス(169)、3位マーク・シュウォーツァー(151)に大差を付けている。

■第5問:A.クリス・ウッド


 プレミアリーグ通算3万ゴール目が生まれたのは、2021−22シーズンの第3節バーンリー対リーズ戦。コーナーキックの流れからゴール前で左足を振り抜いたクリス・ウッドの先制点が、節目のゴールとなった。なお、通算1万ゴールは2001年12月に当時トッテナムのレズ・ファーディナンドが記録。2万ゴール目は2011年12月に当時アストン・ヴィラのマーク・オルブライトンが決めている。

■第6問:B.ギャレス・バリー


 アストン・ヴィラ、マンチェスター・C、エヴァートン、そしてウェスト・ブロムウィッチ。現役時代を過ごした全てのクラブで、ギャレス・バリーはレギュラーとしてプレーし続けた。プレミアリーグでの出場数が600試合を超えているのは、バリー(653試合)の他にはライアン・ギグス(632)とフランク・ランパード(609)だけ。歴代出場試合数ランキングでの4位は、リヴァプールとの契約を1年延長した元イングランド代表MFジェイムズ・ミルナーで588試合。ミルナーが今後、どこまで順位を上げることができるのかにも注目したい。

■第7問:B.モハメド・サラー


 2017−18シーズンのプレミアリーグで得点王に輝いたのは、同年にローマからリヴァプールに移籍加入したモハメド・サラーだった。開幕ワトフォード戦でいきなりゴールを決めると、、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、フィリペ・コウチーニョと最強攻撃陣を形成してゴールを量産。プレミアリーグで32ゴールは38試合制になってからは最多であり、42試合制のシーズンを含めても、1993−94のアンディ・コール(ニューカッスル)、1994−95のアラン・シアラー(ブラックバーン)の34得点に次ぐ歴代3位の得点数だ。

■第8問:A.ダービー・カウンティ


 2007−08シーズンのダービー・カウンティは、わずか1勝しか挙げることができないままプレミアリーグに別れを告げた。2006−07シーズンにチャンピオンシップで3位となり、プレーオフを経て3年ぶりのプレミアリーグ復帰を果たした。開幕戦でポーツマスと1−1で引き分けた後は4連敗。第6戦目となったホームでのニューカッスル戦、ケニー・ミラーのゴールにより1−0の勝利を収めたが、これがプレミアリーグでの最後の勝利となってしまった。最終的に1勝8分け29敗、勝ち点11というプレミアリーグ史上ワースト記録で降格を喫した。

■第9問:C.マンチェスター・C


 ジョゼップ・グアルディオラ体制2年目のマンチェスター・Cが圧倒的な強さを見せつけた。第5節で首位に立つと、最後まで一度もトップの座を譲らず独走でシーズンを終え、32勝4分け2敗でプレミアリーグ史上初の勝ち点「100」を達成。「106」得点もリーグ史上最多で、得失点差「79」も歴代最多となった。勝ち点「81」で2位に終わったマンチェスター・Uとの勝ち点差は「19」。こちらもリーグ記録となっている。

■第10問:C.リーズ


 2021−22シーズンは「101枚」ものイエローカードを出されながら、最終節に逆転でプレミアリーグ残留を決めたリーズ。ジュニオール・フィルポ(11枚)を含め、シーズン中に5回以上も警告を受けた選手が11人もおり、三桁のイエローカードは同リーグ史上初となった。なお、リーズの前に“記録”を保持していたのは2014−15シーズンのサンダーランド(94)。同シーズンのサンダーランドも終盤まで激しく残留争いを演じていたことは想像に難くない。

■第11問:C.マンチェスター・U


 プレミアリーグの初代チャンピオンは、これまで30シーズンのうち、43パーセントにあたる13回もリーグを制している。次に優勝回数が多いチェルシーとマンチェスター・Cの5回を大きく突き放しているが、マンチェスター・Uが最後にリーグを制したのは2012−13シーズン。アレックス・ファーガソンが勇退してからは一度も天下を取っていない。

■第12問:A.アーセナル


 プレミアリーグで唯一、無敗でシーズンを終えたことがあるのはアーセナルだ。2003−04シーズンは開幕戦から4連勝と好スタートを切り、最終的に26勝12分け0敗でシーズンを終え、通算3度目のプレミアリーグ制覇を成し遂げた。同シーズンの彼らは、“インヴィンシブルズ(無敵)”としてお馴染だ。

■第13問:B.アーセン・ヴェンゲル


 マンチェスター・Uのアレックス・ファーガソンかアーセナルのアーセン・ヴェンゲル。プレミアリーグのファンなら、瞬時にこの二択にたどり着くだろう。ファーガソンはプレミアリーグが創設される6年前の1986年11月にマンチェスター・Uの監督に就任。2013年6月に勇退するまで約27年もオールド・トラッフォードで指揮を執った。プレミアリーグでは1992年から21年間、監督を務めたことになる。一方、1996年10月に名古屋グランパスを離れてアーセナルの監督になったヴェンゲルは、2018年6月まで22年間に渡って同クラブの監督に従事した。質問は、監督を務めた長さではなく、プレミアリーグにおける任期。よって正解はヴェンゲルとなる。

■第14問:B.2015−16シーズン


 “奇跡の優勝”と呼ばれたレスターのプレミアリーグ制覇。FW岡崎慎司が在籍していたこともあり、日本でも大きな話題となった。前年度の2014−15シーズンは、終盤まで降格が確実視されながらも大逆転で残留。クラウディオ・ラニエリ新監督の下、残留を目指して臨んだ2015−16シーズンは大きく飛躍し、クラブ創設132年目にして初のトップリーグ制覇を成し遂げた。いわゆる“ビッグ6”のチーム以外のプレミアリーグ優勝は、2015−16シーズンのレスターと1994−95のブラックバーンだけとなっている。

■第15問:B.6人


 引退した選手の中から、同リーグで突出した記録を残した選手を称える為に、2021年に新設されたプレミアリーグの『ホール・オブ・フェイム』。アラン・シアラー、ティエリ・アンリを皮切りに、これまで計16人が選出されており、マンチェスター・Uに所属した選手では6名が選ばれている。2021年にはデイヴィッド・ベッカム、ロイ・キーン、エリック・カントナの3名が選出され、2022年にポール・スコールズ、ウェイン・ルーニー、ピーター・シュマイケルの3名が追加された。

(記事/Footmedia)

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定