PSG戦で先発のDFジェジエウ「いい形で復帰できた」…リーグ3連覇への意気込みも語る

川崎フロンターレに所属するDFジェジエウが、20日に行われたパリ・サンジェルマン（PSG）戦を振り返った。

　ジェジエウは昨年11月、左ひざの前十字じん帯と内側側副じん帯を損傷する大けがを負って戦線離脱。PSG戦で先発出場しておよそ半年ぶりとなる実戦復帰を果たし、前半45分間に出場した。「今回これでいい形で復帰できたと思っています。長い期間をかけてリハビリをしてきましたし、自分もコンディションを上げるため、1日でも早く戻ってこられるように、ここまで努力してきました」と復帰の喜びを語り、「これから先、しっかりと川崎フロンターレの力になれるように、しっかりやっていきたいと思っています」とシーズン後半戦への意気込みを示した。

　川崎Fは惜しくも1−2で敗戦。ジェジエウは「すごく素晴らしいテストの環境だったと思います。皆さん、ご存じの通り、世界のトップレベルの素晴らしい能力を持った選手たちと対戦することができました」と試合を振り返り、印象に残った相手には「エンバペ選手、ネイマール選手、メッシ選手」の名前を挙げた。エンバペとの対峙ではスピードで止めた場面もあり、「自分の一つの特徴であるスピードというところを見せられたと思います」と一定の手応えを示したが、「ただ、7カ月くらい試合に絡んでいなかったので、難しい部分もありました。まだまだコンディションは上げていかないといけない」ことも認めている。

「自分たちのチームは大きな目標であるJリーグタイトル、ルヴァンカップがあるので、チーム全員でJリーグ3連覇を必ず成し遂げられるように、精一杯できることをやっていきたいと思います」と、改めてJリーグ3連覇への意気込みを語ったジェジエウ。最後にファン・サポーターへの感謝を次のように述べた。

「常日頃からそうですが、自分の復帰を待って、応援してくれた皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。この場所でも素晴らしい応援をしてくれました。サポーターの人たちが多く入ってくれることで、フロンターレの家族の人数も増えますので、それがチームの力になると思っています」