アーセナルは22日、マンチェスター・Cに所属するウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコが加入したことを発表した。
完全移籍となり、契約期間の詳細は明らかになっていないが長期契約を締結したと発表。なお、イギリスメディア『BBC』によると、移籍金は3000万ポンド(約50億円)で、200万ポンド(約3億円)の追加オプションが付随しているという。
加入が決定したジンチェンコはアーセナルのクラブ公式サイトで「子どもの頃は大ファンだったから、まずは少年時代の夢が叶ったと言いたいね」と喜びを語った。
「ティエリ・アンリ、そして若い頃のセスク・ファブレガスがここでプレーしていた。僕はただそのアーセナルの試合を見て楽しんでいたんだ。そして僕はこのクラブが大好きになったから、とても興奮しているし、この素晴らしいクラブのためにプレーするのが待ちきれないよ」
現在25歳のジンチェンコは、母国ウクライナにあるシャフタールの下部組織出身。2015年2月にロシアのウファへ移籍後、2016年夏にマンチェスター・Cに加入した。2016−17シーズンはPSVに期限付き移籍し、翌17−18シーズンからマンチェスター・Cでプレーしている。本職はセントラルMFだが、クラブではチーム事情により左サイドバックを務めることが多く、公式戦通算127試合の出場で2ゴール12アシストを記録した。
なお、ジンチェンコはブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスに続いて、今夏の移籍市場でマンチェスター・Cからアーセナルに加入した2人目の選手となった。