名古屋グランパスは23日、8月19日(金)に開催予定の明治安田生命J1リーグ第26節ジュビロ磐田戦において、2年半ぶりの「声出し応援」を実施すると発表した。
同クラブによると、Jリーグが定めるガイドライン及び政府の基本的対処方針に基づき、ホーム・豊田スタジアムの収容人数を50%に制限(上限21500人)にしたうえで、一部の席種を「声出し応援エリア」として実施するとしている。
名古屋がホームゲームで声出し応援を実施するのは、2020年2月16日(日)のYBCルヴァンカップ・鹿島アントラーズ戦以来のこと。今後の「声出し応援」の実施有無については試合ごとに検討し、試験運用の状況も踏まえ発表すると伝えている。
なお、今回の「声出し応援エリア」の対象となる席種は、「ホーム側のゴール裏指定席(北側1階と2階)」の約3800席と、「アウェイ指定席」の約1200席となる。
(声出し応援のガイドラインは以下の通り)
・声出し応援は、「声出し応援対象エリアのみ」可。それ以外のお座席やコンコース、場外での声出し応援は引き続き不可。
・声出し応援エリアにおける「飲酒は禁止」。(アルコール持ち込みは不可)
・声出し応援エリアにおける「応援実施時の食事は禁止」。
・声出し応援時は「常にピッチ方向を向く」。
・声出し応援時は「常に他者との身体的距離を確保する」。
・「肩組み」や「ハイタッチ」、「指笛」、「密をつくる応援」は引き続き禁止。
・「決められた座席からの移動」は禁止
・感染拡大防止対策上問題となる行為(=ガイドライン違反)が改善されない場合は、「退場」とする。