ユヴェントスが2022−23シーズンの戦いに向けて、FWの獲得に乗り出しているようだ。25日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
2021−22シーズンのセリエAで勝ち点「70」の4位に終わったユヴェントス。王座奪還を目指す新シーズンに向け、今夏の移籍市場ではフランス代表MFポール・ポグバや、アルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアなどの即戦力を獲得し、戦力強化を図っている。そんな中、チームを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、セルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチとのローテーションが可能なFWの獲得を熱望していると伝えられている。
メインターゲットに据えているのが、2020年9月にアトレティコ・マドリードからレンタルで加入し、ユヴェントスで2シーズンにわたって活躍したスペイン代表FWアルバロ・モラタだ。ユヴェントスでプレーしたここ2シーズンで、公式戦92試合出場32ゴールという成績を残した同選手をクラブ側は高く評価しており、今夏に何らかの形での再獲得を狙っているという。しかし、保有元であるアトレティコ・マドリードの要求額がユヴェントスにとって高額で、再獲得は難しいとも伝えられている。
こうした状況を踏まえ、ユヴェントスは代替案となる新たなFWをリストアップしているようだ。有力候補とされているのがマンチェスター・U所属のフランス代表FWアントニー・マルシャルと、チェルシー所属のドイツ代表FWティモ・ヴェルナー。どちらの選手もセンターフォワード(CF)だけでなく、複数ポジションでの起用が可能なこともあり、クラブ側は2選手を評価しているようだ。
また、25日のイタリアメディア『フットボール・イタリア』によると、ユヴェントスは新たにバルセロナ所属のオランダ代表FWメンフィス・デパイをリストアップしたという。昨年夏にバルセロナに加入したデパイだが、新シーズンの構想には入っていないとも伝えられており、今夏の移籍も噂されている。
様々なFWへの関心を寄せているユヴェントス。果たしてどの選手を獲得することになるのだろうか。