デンベレの躍動でバルサがリードも…ユーヴェはM・ケーンが2発、強豪対決はドローで終了

0

2022年07月27日 12:08  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

デンベレの2得点で一時はバルサがリードも… [写真]=Icon Sportswire via Getty Images
アメリカで行われている『サッカー・チャンピオンズ・ツアー』が26日に行われ、バルセロナとユヴェントスの強豪対決が実現した。

 バルセロナはこの夏の新戦力であるアンドレアス・クリステンセン、フランク・ケシエ、ロベルト・レヴァンドフスキがスタメン入り。3トップはレヴァンドフスキ、ウスマン・デンベレ、ピエール・エメリク・オーバメヤンで構成され、ハフィーニャはベンチからのスタートとなった。一方、ユヴェントスも新加入のアンヘル・ディ・マリア、グレイソン・ブレーメルが先発に名を連ねることに。レオナルド・ボヌッチ、マヌエル・ロカテッリら主力もスターティングメンバーに並んだ。

 試合の均衡が破れたのは30分。右サイドでボールを持ったデンベレがドリブル突破を開始。寄せてきたフアン・クアドラードを難なくかわすと、対峙したアレックス・サンドロをカットインからの切り返しで振り切り、最後は右足でフィニッシュを沈めた。

 対するユヴェントスも即座に試合を振り出しに戻す。39分、ボヌッチからの縦パスを引き出したデニス・ザカリアがロカテッリへと繋ぎ、左サイドのスペースへと展開。駆け上がったクアドラードがダイレクトでクロスを送ると、中央でモイーズ・キーンが押し込んだ。

 それでも、バルセロナはまたも“この男”が躍動。セルヒオ・ブスケツが右サイド深くへのサイドチェンジを送ると、デンベレは胸トラップからカットイン。クアドラードをかわすと、寄せてきたロカテッリをかわして左足でフィニッシュを沈める。前半はバルセロナの1点リードで終了した。

 後半に入るとユヴェントスが再び同点に。ディ・マリアのスルーパスは最終ラインに入っていたフレンキー・デ・ヨングに防がれるも、こぼれ球を拾ったザカリアがロカテッリへ送る。ダイレクトでの落としをキーンが叩き込み、この日2点目となるゴールでチームを同点に導いた。

 68分にはバルセロナにビッグチャンス。ハフィーニャのフリーキックがクロスバーを叩くと、こぼれ球を繋ぎ、最後はアンス・ファティが内巻きのコントロールシュート。この一撃もクロスバーに阻まれた。

 試合はこのまま2−2でフィニッシュ。今後もアメリカでのプレシーズンツアーは続き、バルセロナは30日にニューヨーク・レッドブルズと、ユヴェントスは同日にレアル・マドリードと、それぞれ対戦する。

【スコア】
バルセロナ 2−2 ユヴェントス

【得点者】
1−0 34分 ウスマン・デンベレ(バルセロナ)
1−1 39分 モイーズ・キーン(ユヴェントス)
2−1 40分 ウスマン・デンベレ(バルセロナ)
2−2 51分 モイーズ・キーン(ユヴェントス)

【スターティングメンバー】
バルセロナ(4−3−3)
GK:テア・シュテーゲン(46分 I・ペーニャ)
DF:S・ロベルト(32分 デスト)(77分 カサード)、クリステンセン(62分 ピケ)、E・ガルシア(46分 デ・ヨング)、J・アルバ(63分 バルデ)
MF:ブスケツ(46分 ピアニッチ)、ケシエ(63分 P・トーレ)、ニコ(46分 ガビ)
FW:デンベレ(46分 ハフィーニャ)(77分 エザルズリ)、レヴァンドフスキ(62分 デパイ)、オーバメヤン(46分 A・ファティ)(77分 コジャド)

ユヴェントス(4−3−3)
GK:シュチェスニー(46分 ペリン)
DF:ダニーロ(60分 コンパニョン)、ボヌッチ(46分 ガッティ)、ブレーメル(60分 ルガーニ)、A・サンドロ(60分 ペッレグリーニ)
MF:ザカリア、ロヴェッラ、ロカテッリ(60分 ファジョーリ)
FW:ディ・マリア(77分 スーレ)、キーン(77分 クドゥリグ)、クアドラード(77分 バルビエリ)

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定